――エンディングテーマ「カナタ」についての感想をお願いします
下田「歌詞カードをいただいたときに何よりもビックリしたのは、作詞が皆口裕子さんだったことですね。これには超ビックリしました。子どものころから大好きな声優さんで、お会いしたこともあったのですが、まさかこういった形で皆口さんの歌詞を歌わせていただける日が来るなんて思ってもおらず、かなりテンションが高まりました。この『カナタ』は、まさかのエンディング曲ということで、本編では流れていなかったので驚かれる方もいるのではないかと思います。この曲の歌詞もすごく良くて、一人で聴くには切なすぎるぐらい、胸が締め付けられるけど、でも元気がもらえる曲……このあたりはオープニングとも共通していると思うのですが、本当にすばらしい曲になっていますので、もっともっと皆さんに聴いていただける機会がほしいなと思う限りでございます」
大久保「私も作詞が皆口裕子さんというところにビックリしましたが、たぶんCDを購入される方も、ここに一番ビックリするのではないでしょうか。皆口裕子さんがまさか作詞をしてくださるとは思っていなかったので、すごく貴重な曲だと思って歌わせていただきました。すごくしっとりとした曲で、ゆずきと私の中間ぐらいで歌っているのですが、ゆずきはどちらかというと私の地の声に近いところで演じているので、このしっとりした曲を、私の普段の感じそのままで歌えたのがすごくうれしかったです。本当にすごく良い曲なので、もっといろいろなところで皆さんに聴いていただきたいなと思います。オープニングもそうですが、未来に向かっている歌詞になっているので、聴いてくださる方が、明日から頑張ろうって思ってくれたら一番嬉しいです」
長谷川「皆口さんの作詞ということで、すごく素敵な歌詞だし、切ない歌詞だなと思いながら歌わせていただきました。『カナタ』という曲名は、ちょうど私が収録をしている頃に決まったので、収録時はどんな題名になるのかわからないままに歌っていたのですが、オープニングの『ループ』と対になるようにカタカナ3文字になっていると聞いて、ちょっと感慨深く思いました。本当に傍にいたいけど、後姿を信じて見つめている、みたいな切ない歌詞は、私の中ではやはり女性の視点なのかなと思っているのですが、こうやって女の子3人で同じ歌を歌っても、きっと思うことも表現の仕方も違うと思うので、私たち3人の女性としての視点の違いなども聴いていてわかるのではないかと思いますし、そのあたりもちょっと楽しんでいただけたらいいなと思います。本当に素敵な曲なのですが、本編のエンディングでは流れておらず、このCDでﾞ初公開ということになりますので、ぜひたくさんの方に聴いていただきたいです」
――2月4日にはCD発売記念イベントが開催されますが、イベントに向けての抱負などがありましたら
下田「本当に初めて生で歌うことになりますので、できればみんなで一緒に練習をして本番に臨みたいと思っています。本当に気に入ってくれている方が多い曲で、CDにならないかなって思っていた方もたぶん多かったのではないでしょうか。これから先、何回ぐらいこのような機会をいただけるかはわかりませんが、少なくとも最初の1回目はまちがいなく2月4日になりますので、ガッツリと盛り上がるという曲ではありますが、聴いてくださった方が、家に帰ってから、『この曲は積まないでちゃんと聴きたい』と思っていただけるようなステージにしたいと思います。イベントでは、皆さんの近くで歌わせていただけるということなので、ちょっとユニットっぽいこともやれたらいいなと思いつつ、皆さんに楽しんでいただけるように、3人で団結して頑張りたいと思います」
大久保「イベントが発表されてすぐにチケットがはけたということですごく驚いていますし、皆さんが、『ループ』を聴くために私たちのイベントに来てくださるというというのがすごくうれしいです。なかなか人前で歌ったり、踊ったりする機会がないので、踊りがあるかどうかはちょっとわかりませんが(笑)、こういった機会を大事にして、このCDを買って良かった、イベントに来て良かったと思っていただけるように頑張りたいです。歌以外にどんなことをやるのか、衣装はどうなるのか、まだわからないところが多いので、私もいろいろと考えて、盛り上げに参加し、皆さんに楽しんでいただけるようなイベントにしたいなと思っています」
長谷川「とても楽しみにしているのですが、ステージに並んだときに、2人がすごく可愛らしい感じなので、衣装はどうしようかなってすごくドキドキしています。可愛い、可愛い、あれ? みたいな(笑)。ユニットイメージってあるじゃないですか。2人を見ていると、何か可愛らしい感じなのかなと思い、近年あまりはかなくなったスカートをはかないとダメかしら? とか、先ほども少し考えておりました(笑)。『やゆゆ』の3人で作るイベントを、ぜひ来たくださる方にも一緒に楽しんでほしいですし、歌うときは、ぜひぜひ皆さんも一緒になって歌ってほしいので、イベントまでにたくさんたくさん聴いて、歌詞を見なくても空で歌えるぐらいまで、『ループ』して聴いていただき、一緒に楽しみましょう」
