14日公開の映画『三国志英傑伝 関羽』の試写会が12日、都内で行われ、お笑いコンビ、エレキコミックのやついいちろう、アイドルの小日向えりが出席した。

映画『三国志英傑伝 関羽』の試写会に出席したエレキコミックのやついいちろう(左)と小日向えり 拡大画像を見る

三国志の中でも屈指の人気を誇り、三国志のキャラクターで唯一神格化されて47番目の神様(商売の神様)として世界の中華街に関帝廊が奉られている関羽。そんな関羽にスポットを当てた本作は、彼が活躍したエピソードの一つ「過五関、斬六将」を描いている。週末に公開を控えたこの日は、試写会の後に一般による「三国志キャラクターなりきりコンテスト」を実施。芸能界一の三国志マニアを自称するやついいちろう、"歴ドル"として活躍中の小日向えりが審査委員として登場した。

関羽のコスプレ姿で登場したやついは「三国志は人生そのもの。横山光輝さんの三国志を今でも読んでいて、新たな発見があります」と大の三国志好きをアピール。諸葛亮孔明のコスプレで登場した小日向は「この衣装で三国志のイベントに出て歴史アイドルと命名されました。歴ドルの出発点なので、孔明のコスプレを着れて初心に返る感じですね」と感慨深く語り、本作について「人として生きた関羽を描いています。こんなに弱くて人間臭い関羽を見たことがありませんでした」と話した。

この日登場したやついと小日向は、今までも何度か三国志のイベントで共演している。「三国志で学んだことは『女に気をつけろ』です」というやついは「小日向さんと2人だけで話したことはありませんね。どこで何やられるかわかりませんから」と打ち明け、「呂布や曹操も色仕掛けで死に掛けましたし、女性問題で消えていく人がいますから。気をつけているから痛い女性経験はありません」と潔癖を主張していた。

映画『三国志英傑伝 関羽』は、1月14日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか順次公開。