2700の2人。八十島(左)とツネ(右)

23日に開催された『キング・オブ・コント』決勝戦で、準優勝に輝いた2700。結成3年目の若手コンビだが、一夜にして知名度は全国レベルに広まった。そしてブログの注目度も急上昇。早速メジャーリーガー級に炎上しているようだ。

ネタ作り担当の八十島が24日付けで投稿した「キングオブコント、賛否の否のコメントを書かれた方へ。」というエントリには現在5,000件を超えるコメントが寄せられている。普段はおもに2桁、キング・オブ・コント当日でも600に届かないコメント数を考えると、これは立派な炎上だ。書き出しは以下のとおり。

おい。

直接おれのブログに、文句をいいつけるなんて、それが真っ当な人間のする事か!

うりーっ!!

おもんないって思うのは勝手やけど、それは友達や同僚に話せ。
もしくは俺に会って直接言いにこい。

直接会って文句言う勇気がないなら、家でノートを広げて、文句を書き込め!

ノートにびっしり文句を書き込め!!

決勝戦2回目のネタとして披露した「キリンスマッシュ」に対して、「面白くない」「不快だ」などのコメントが多数寄せられたことへの反論のようだ。確かにシュールで見る人を選ぶネタだったかもしれないが、「めっちゃ面白かったです!」といった賛辞も数多く見られる。これに対しては「キングオブコントの賛否の賛くれた方へのコメント」という別のエントリで「コメントありがとうございます!」と嬉しそうに礼を述べている。

しかし、「あんなので笑いが取れる時代なんだね」「文化祭レベル」「腹が立つほどつまらなかった」といった批判も多数投稿されており、これに対して擁護派も「つまらないと言う人は自分が面白いことやれば」などと応戦、現在コメント欄は中傷合戦の様相を呈している。

一方、相方のツネのブログはコメント欄を設けていない上に、最新エントリは「口から光線出たら面白いのになぁ…。」という言葉に気の抜けるイラストを添えているだけで至極平和。優勝したロバートに至っては3人ともブログは開設しておらず、山本博がTwitterを使用しているのみだ。

「直接会いにこい! とにかく吉本の劇場に遊びにこいバカタレ! うりーっ!!」と結んでいることから、八十島は顔の見えないところで渾身のネタが貶められることが許せない様子。2700は今後露出も増え、批判も賛辞も今までとは比較できないほど寄せられる立場となる。心地良い言葉だけを選んで聞くことは不可能だ。人気上昇の副作用と割り切って芸人道を邁進してほしい。