主婦の友社は主婦の友新書『石原慎太郎はなぜパチンコ業界を嫌うのか』を8月6日に発売する。価格は880円。

福島原発の事故後、電力不足の懸念が急速に首都圏に広がる中、都知事選で声高に節電を訴えていた石原慎太郎知事。特にパチンコを「電気の無駄」と一刀両断にし、「ジャラジャラと音を立てるために電気を煌々とつけるのは、世界中で日本だけだ」「パチンコは真夜中にやったらいい」と集中砲火を浴びせたことは記憶に新しい。彼はなぜパチンコ業界を毛嫌いするのか――。その謎を解き明かすのが本書『石原慎太郎はなぜパチンコ業界を嫌うのか』である。

元警察庁保安課長である平沢勝栄をはじめとした、政治とパチンコの知られざる関係、業界が経験した大激動時代の舞台裏、さらには「封入式パチンコ」構想が描く衝撃のパチンコ未来像を徹底的に暴き出す。そして『なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか』の著者若宮健氏をはじめとするアンチ・パチンコ論者へ「批判するなら正しい知識を得てからにせよ」という痛烈なメッセージを贈る。

本書は2月に発売された『パチンコがなくなる日』の続編にあたり、著者も同じパチンコジャーナリストのPOKKA吉田氏。