女優の石原さとみ、タレントの中川翔子らが9日、東京・渋谷のC.C.Lemonホールで行われた劇場版ポケットモンスター『ビクティニと黒き英雄ゼクロム/白き英雄レシラム』の完成披露試写会に出席した。

劇場版ポケットモンスター『ビクティニと黒き英雄ゼクロム/白き英雄レシラム』の完成披露試写会に出席した中川翔子(左)と石原さとみ 拡大画像を見る

『ビクティニと黒き英雄ゼクロム/白き英雄レシラム』は、完全新シリーズの第1弾で、アニメ史上初の2作品同日公開となる。完成披露試写会には、石原(カリータ役)、中川(セード、オードの2役)のほか、高橋英樹(ゼクロム役)、大地真央(ジャンタ役)、山寺宏一(モーモント役)、松本梨香(サトシ役)、湯山邦彦監督が出席。さらに、ピカチュウとビクティニも登場すると、会場に集まった子供たちからは歓声が上がった。

アニメの声優に初挑戦した高橋は「アニメの声優を経験したのも、こんなにたくさんの若い子の前で話すのも初めて。おじいちゃん、おばあちゃんも映画館に連れてきてね」と話すと、子供たちは、「はーい!」と元気よく返事を。同じくアニメ声優に初挑戦の大地は「みなさんにパワーが届きますように。この作品には色んなメッセージが込められている。みんなに見て欲しい映画です」と作品をアピールした。

山寺に厳しく仕込まれたという石原は「レコーディング中、画面の中でビクティニがマカロンを持ってて、『いいなあ。』って言ってたらスタッフさんがマカロンを用意してくれて…。食べながらアフレコしました。今のマイブームカラーは黄色です!」と話してピカチュウ色のネイルを披露した。

前列左から、中川翔子、石原さとみ、高橋英樹、大地真央、松本梨香、後列左から、伊藤一朗、持田香織、山寺宏一、湯山邦彦監督

舞台挨拶には、2作品の主題歌を担当したEvery Little Thingの持田香織と伊藤一朗も登場。主題歌となる「宙―そら―」を披露して会場を盛り上げた

舞台挨拶終了後は報道陣の取材に応じた石原は「会場に集まってくれた子供たちは、笑ったり、叫んだりしていて。震災以降、初めてそんな子供たちの姿を見たのでほっとしました」と子供たちの元気な姿に安心した様子。5年連続でシリーズに出演をしている中川は「連続出演できて、ビクトリーな奇跡ですよ。ビクティニが『ティニ、ティニ』言うのがかわいくて……両手は常にVサインですよ! 全力でポジティブじゃないですか。落ち込んでてもビクティニを見たら大丈夫って思っちゃう」と前向きに語っていた。

劇場版ポケットモンスター『ビクティニと黒き英雄ゼクロム/白き英雄レシラム』は、7月16日より全国公開される。