東急田園都市線で7月1日より、同社の8500系車両を伊豆急カラー(ハワイアンブルー)とした観光PR列車「伊豆のなつ号」が運行される。相互直通運転を行う東京メトロ半蔵門線、東武伊勢崎線で運転する場合もあるとのこと。

「伊豆のなつ号」では、東急8500系に伊豆急行の電車のカラーリングが施される

これは伊豆急行と東京急行電鉄の両社により、夏の伊豆観光のPRを目的に企画されたもの。同列車にはヘッドマークが掲出され、側面には伊豆半島の8市町(熱海市、伊東市、下田市、東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町)の「なつ」をイメージしたステッカーも貼られるという。

7月9日には、「伊豆のなつ号」車内や田園都市線のたまプラーザ駅にて、ミス熱海梅娘(熱海市)、伊藤オレンジクイーン(伊東市)、伊豆の踊り子(河津町)などによる伊豆観光プロモーションも実施。同じ日に、たまプラーザ駅構内では、東急ストアが仕入れた新鮮な野菜や果物を販売する「たまプラーザ朝市」も行われ、伊豆急・東急の電車グッズも販売される。

伊豆急行では現在、東急から譲り受けた8000系が主力車両に。これと同じ塗装を施した電車が東急田園都市線にも登場する

「伊豆のなつ号」の運転期間は7月1日から8月31日まで。なお、伊豆急カラーを施した車両については、期間終了後も運転する予定となっている。