7月17日にスタートするドラマ『テンペスト』(NHKBSプレミアム 毎週日曜 18:45~19:28 ※初回は73分の拡大版 全10回)の取材会が19日、神奈川・横浜市の緑山スタジオで行われ、仲間由紀恵、高岡早紀、若村麻由美、上原多香子、かたせ梨乃、藤真利子、八千草薫が出席した。

左から八千草薫、かたせ梨乃、若村麻由美、仲間由紀恵、高岡早紀、上原多香子、藤真利子 拡大画像を見る

幕末の琉球王国末期を舞台にした同ドラマは、美貌と才能を併せ持つ女性の真鶴(仲間由紀恵)が男性になりすまして政府の役人・孫寧温となり、琉球のために懸命に生きる姿を描く。4月中旬に沖縄ロケでクランクインし、5月上旬からスタジオ収録がスタート。クランクアップ残り1カ月となったこの日は、主演の仲間由紀恵をはじめ、琉球王朝の女性を演じる女優陣が勢揃いした。

主演の仲間は「撮影に入って2カ月になりますが、本当に素晴らしい作品に仕上がると誰もが確信しています」と自信を。尚育王(高橋和也)の妃、王妃役の若村も「このドラマは『大奥』とはまた違う風通しの良い権力争いが繰り広げられ、どこか突き抜けている感じ。浮世絵離れした愛憎が乱れ飛び、スケールの大きなドラマになっています」とアピールした。

また、同ドラマで1年半振りのドラマ出演となる高岡早紀が、琉球の宗教体系のトップとして神の力で国を守ろうとする聞得大君役で出演。高岡は「この素晴らしい女優さんがいる中、私は誰よりも絶大な権力を見せてなくてはなりません。恐れ多いことですが、楽しくて仕方ないです(笑)」と満更でもない様子だった。