"妻"に焦点を当てて、その姿を公表されているデータから読み解く「妻の正体~データ編」。今回のテーマは自転車。子育て中の主婦の自転車使用頻度は? 子どもと3人乗りをする主婦の割合は?

今回紹介するのは、子ども乗せ自転車「デリシアデュオ プレミア」を製造・販売するホダカが行った「自転車に関する意識調査」。4月18日~25日に、20~39歳で3~5歳の子どもを持つ主婦1,000人(ベネッセコーポレーション運営の「ウィメンズパーク」会員)を対象にインターネット調査した。

調査結果によると、「自分の自転車を持っている」と答えたのは73%。自転車に乗る頻度については「1日に2回以上」がもっとも多く17%で、以下「週に4~5回」(14%)、「週に2~3回」(14%)、「1日に1回」(6%)、「週に1回」(5%)と続いた。主婦のほぼ4人に1人は1日に1回以上自転車に乗っているということになる。

そこで、自転車に乗るという主婦にそのメリットも聞いている。多かったのは「経済的である」(72%)、「時間短縮になる」(68%)、「小回りがきく」(64%)、「エコである」(53%)、「健康に良い」(47%)など。80%が「主婦にとって自転車はマストアイテム」と考えていた。

主婦はどんなときに自転車に乗っているのだろう。「買い物に行く時に使う」(82%)に次いで多かったのが「子どもの送り迎えに使う」の59%だ。自転車に乗っている主婦のうち82%が「自転車で子どもと2人乗りをすることがある」と答え、「子どもと3人乗りをすることがある」と答えた主婦も51%いた。

ただ、2人乗り、3人乗りをしている主婦の86%が「(2人乗り、3人乗りで)危ないと感じることがある」と答えている。「危ない」と思う場面については、「子どもを乗せるときに自転車が倒れそうになる」、「子どもが後ろで身を乗り出して、自転車がふらつく」、「急カーブをまがろうとすると、子どもの重みで自転車が倒れそうになる」などの回答があった。また「困ること」では「走行中にハンドルがふらつくことがある」(65%)、「荷物や子どもを乗せ降ろす際にハンドルがふらつくことがある」(51%)、「こぎだしが重い」(51%)といった回答が多かった。

「自転車を買い換える場合、重要視したいこと」では、「走行中の安定性・安全性」(76%)、「自転車に子どもを乗せるときの安定性」(63%)、「ハンドルのふらつきにくさ」(52%)と答えた主婦が多かったという。