ミュージカル『嵐が丘』の会見が9日、都内で行われ、主演の河村隆一、平野綾、安倍なつみ、山崎育三郎が出席した。

左から、山崎育三郎、安倍なつみ、河村隆一、平野綾 拡大画像を見る

同作は、世界中で舞台・映画化されている名作古典『嵐が丘』のミュージカル作品。2008年公演の『ミュージカルCHICAGO』において歌唱力と演技力で高い評価を得た河村隆一が主人公ヒースクリフを演じ、ヒロインのキャサリンには安倍なつみと平野綾のダブルキャスト、山崎育三郎がエドガーを演じる。演出は文学座の西川信廣。

この日は4人の初顔合わせとなり、安倍は「大ファンの河村さんと一緒に同じステージに立てる日が来るなんて信じられません」と感激しきりで、山崎も「LUNA SEAはもちろん、ソロもCDは全部持ってます。恋のライバルとして同じステージに立てるなんて光栄です」と共演を喜んだ。河村は「2人の美女との共演は楽しみですね。それぞれが違う芝居・歌を見せてくれるでしょうし、自分も変化していくと思います。最後まで緊張感が緩まないステージになると思います」と自信を見せた。

また、ミュージカル初挑戦となる平野は「ミュージカルをやりたくてこの世界に入ったので、夢がかなってうれしいです。皆さんに教えていただきながら、盗むところは盗んでいきたいですね」と意欲を見せつつ、「キスシーンは本当にするんですか?」と先輩たちに質問。河村は「本当にするかもしれないし、わからないですね」と、山崎は「僕はがっつりしますね」とそれぞれが答え、平野は興味津々の様子だった。

ミュージカル『嵐が丘』は、東京公演が7月11日~24日の期間で東京・赤坂ACTシアターにて、大阪公演は7月27日~31日の期間で梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演される。