スイス・バーゼルにて開催されている「BASELWORLD 2011」で、セイコーは創業130周年を記念し、「グランドセイコー」初期モデルを復刻すると発表した。「グランドセイコー」は、1960年に誕生した国産時計を代表する高級ウォッチブランド。

グランドセイコー初代モデルが醸し出すクラシックで格調高いデザインをほぼそのまま再現。なおかつ最新の外装加工技術と、血統を受け継ぎながら進化を重ねて熟成された最新ムーブメント「キャリバー9S64」の採用により、現代の高級ウォッチとして高い完成度を誇っている。

プラチナ950(写真右)、18Kイエローゴールド(同中央)、ステンレス(同左)の3モデルを用意

(手巻式としては)10年ぶりに新開発された高精度手巻メカニカルムーブメントを採用。設計から主要部品の製造、組み立てまでを一貫して行うマニュファクチュールとして、持続時間約3日間(72時間)を実現した。なお、持続時間の向上がトルクの減少を緩やかにしたことで、より安定した動作精度となっている。

初代のゴールドモデルはゴールドキャップだったが、今回の限定復刻モデルではムクの18Kとなる

最新技術を投入した専用高精度手巻メカニカルムーブメント「キャリバー9S64」

ケース径は35.8mm、厚みは11.0mm。ケース素材は、プラチナ950、18Kイエローゴールド、ステンレスの3タイプを用意。バンド素材はいずれもクロコダイル。3気圧日常生活防水。なお、価格と発売時期、限定数は以下の通り。

「グランドセイコー」製品ラインナップ

品番(ケース素材) 価格 発売日 販売本数
SBGW039
(プラチナ950)
210万円 8月12日 世界限定130本
(国内予定100本)
SBGW040
(18Kイエローゴールド)
136万5,000円 6月10日 世界限定130本
(国内予定100本)
SBGW033
(ステンレス)
45万1,500円 8月12日 世界限定1,300本
(国内予定1,000本)