名古屋鉄道はこのほど、瀬戸線で運行している6750系電車の引退を発表した。6750系は1986(昭和61)年に瀬戸線用に製造された電車。名鉄最後の吊り掛けモーター搭載車で、独特の重低音が特徴。現在は4両組成の2編成が運行中だが、老朽化などの理由で引退が決まった。2月下旬からは1編成のみの運行となり、今春中に全車引退となる。

名古屋鉄道「6750系」

同社は6750系の引退記念イベントとして、20日に6756編成のさよなら運転を実施する。行程は尾張旭駅10:03発、喜多山駅・尾張瀬戸駅で折り返して尾張旭検車区に10:50頃着。尾張旭検車区で6750系の撮影会、鉄道グッズの販売を行い、尾張旭検車区を13:00頃発、尾張瀬戸駅・喜多山駅で折り返して尾張旭駅13:54着。

さよなら運転列車の乗車には「最後の吊り掛け6750系 さよなら運転」乗車券が必要。料金は大人3,500円、こども1,750円。同乗車券にはイベント列車の乗車予約券と「名鉄電車全線1日乗り放題フリーきっぷ」が含まれる。同乗車券の購入は事前応募制で、ハガキで申し込む。応募者多数の場合は抽選となるとのこと。

また、19日から6月30日まで「ありがとう6750系記念乗車券」を販売する。内容は瀬戸線の「尾張瀬戸駅から440円区間」と「喜多山駅から230円区間」の大人片道普通乗車券で、6750系の走行風景や車両形式図などをデザインした記念券片が付属するという。価格は670円。販売部数は3,000セットで、売り切れ次第販売終了とのこと。販売場所は名鉄の豊橋、東岡崎、豊田市、金山、中部国際空港、栄町、大曽根、尾張瀬戸、名鉄一宮、犬山、名鉄岐阜の各駅と名鉄名古屋駅サービスセンター。名鉄ホームページ「Mモール」で通信販売も受け付ける。

なお名鉄瀬戸線では19日から3月21日まで、瀬戸線限定で電車カードをプレゼントする。瀬戸線の栄町、東大手、大曽根、小幡、喜多山、大森・金城学院前、尾張旭、三郷、新瀬戸、尾張瀬戸の各駅で硬券入場券を購入、または当日有効な名鉄のフリーきっぷを呈示すると、その駅の電車カードを1枚プレゼントするという。各駅500枚でなくなり次第配布終了となる。