参天製薬は5日、首都圏および関西圏在住の20~30歳代女性を対象に実施した、パソコンの使用時間と体の症状に関するアンケート調査結果を発表した。同調査は、2010年12月11日にインターネット上で行われ、400名から有効回答を得た。

「現在特に気になる体の悩み」参天製薬調べ

まず、「現在特に気になる体の悩み」を尋ねたところ、全体では「冷え」(77.8%)、「肩こり」(77.3%)、「眼精疲労」(72.0%)、「肌荒れ」(71.8%)が7割以上となり、続いて「むくみ」(57.5%)、「腰痛」(55.5%)、「ドライアイ」(50.0%)も半数以上に達した。

悩みの数をみると、パソコン使用時間が1日1時間未満の女性は平均5.5個だったのに対し、1日8時間以上の女性では平均7.1個に増加。中でも「肩こり」(86.0%)、「眼精疲労」(86.0%)、「冷え」(84.0%)の3つが8割以上と突出し、パソコンを長時間使用する女性の3大症状となっていることが分かった。

「肩こり」「眼精疲労」「冷え」の3症状の併発率をパソコン作業時間別に比べると、1日8時間以上では3症状すべてに悩む女性が68.0%となり、1日1時間未満の女性の45.0%より20ポイント以上も高くなっていることが判明。これらの症状は、目の周りや首筋、手足などの血液循環が悪くなって起こることから、パソコン使用時間が1日8時間以上におよぶ女性は、"循環三重苦"とも呼べる健康状態にあると推察している。

「体のために日頃習慣として行っていること」参天製薬調べ

体のために日頃行っていることをパソコン作業時間別に見たところ、1日8時間以上の女性では「お風呂で全身を温める」(63.0%)、「目薬をさす」(47.0%)、「サプリメント・ドリンク剤を飲む」(43.0%)、「仕事の合間にストレッチをする」(30.0%)などが高くなっている。また、1日8時間以上の人は平均回答個数が3.8個と8時間未満と比べて1個以上多く、体の不調を改善するために、より多くの努力をしている状況が浮き彫りになった。

今回の調査結果を受けて、お茶の水・井上眼科クリニックの井上賢治院長は「アイケアやエクササイズなどを仕事の合間にとり入れ、複合的な対処が必要では」とのコメントを寄せている。