KDDIは21日、電子書籍配信サービス『LISMO Book Store』を2010年12月25日より開始することを発表した。小説やビジネス書を中心としたコンテンツストアをオープン、まずは電子ブックリーダー『biblio Leaf SP02』向けにサービスを提供する。

電子ブックリーダー『biblio Leaf SP02』では端末単体で通信、電子書籍の購入、閲覧が可能

電子書籍配信サービス『LISMO Book Store』のトップ画面イメージ。オープン当初は約2万点を用意、無料コンテンツとして夏目漱石や太宰治などの名作2千点も提供される

LISMO Book Storeは小説、実用書、ビジネス書を中心とした電子書籍の販売ストア。立ち読みやユーザーレビューなどの機能も提供される。オープン当初で約2万点の電子書籍を用意、2011年度中に約10万点を目指す。また、同サービスの利用端末として電子ブックリーダー『biblio Leaf SP02』を発売。約6.0インチ(800×600ドット)の電子ペーパーを採用したB6サイズ相当、厚さ9.8mm、重量約282gの小型デバイスで、CDMA 1X WINや無線LAN(IEEE802.11 b/n/g)経由でコンテンツのダウンロード、閲覧が行なえる。内蔵メモリは約2GB、約3,000冊分の電子書籍を保存できるほか、外部メモリとしてmicroSD/microSDHCメモリーカードを利用可能。1回の充電で約50冊の閲覧ができる。

なお、KDDI、沖縄セルラーでは、biblio Leaf SP02専用の料金プラン『biblio Leaf プラン』を用意。月額基本料525円(誰でも割シングル/特定機器加入時)のみで、電子書籍購入時のパケット通信料を負担せずに利用することができる。決済には「auかんたん決済」またはクレジットカードを使用する。

LISMO Book Storeのコンテンツは、KDDI、ソニー、凸版印刷、朝日新聞社による事業会社ブックリスタなどと連携して調達する。