毎日コミュニケーションズと日本将棋連盟は9日、iPadアプリ『将棋世界』をリリースした。同連盟が発行する将棋専門月刊誌「将棋世界」を電子書籍化したもの。アプリ内課金方式で、当面は12月号のデータを含む230円で販売される。

将棋図面をタッチで再生(一部除く)。拡大して確認することができる

iPad版将棋世界は、紙版の一部広告を除き、原則全ページを電子化したもの。さらに電子書籍版の特徴として、誌面の将棋図面をタッチすることで駒の手順を再現できるようになっている。図面の左右部分をタッチして手順の再生、二本指でのタッチで開始・投了図の表示、上方向へのスワイプ(指を滑らせる)で将棋アプリ「柿木将棋 for iPad」と連携した図面再現(導入済みの場合)が行なえる。

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アプリ本体は230円(当面は12月号のデータを含む)、以後毎月3日の最新号発売から最速数日以内で本誌データを有料配信する。価格は1号600円。