JR東日本は17日、東武鉄道に直通する特急「日光」「きぬがわ」に253系リニューアル車両(1000番台)を投入すると発表した。日光に春を告げる「日光弥生祭」が開催される2011年4月16日から6両編成2本が営業運転を開始する予定。現在使用している485系と189系を置き換える。

JR東日本「253系1000番台」(画像提供:JR東日本)

253系は初代成田エクスプレスとして活躍した車両で、観光特急にふさわしいデザインにするという。外装デザインは赤を基調とし、窓まわりに朱色、窓下に黄色の帯を配した。赤と朱は日光のシンボルである「二社一寺」や神橋、黄色はニッコウキスゲや紅葉をイメージしたとのこと。

偶数号車の車内は「青」、奇数号車の車内は「橙」(画像提供:JR東日本)

客室はすべて普通車で1編成に290席。座席間隔は1,100mmに拡大した。客室デザインは、偶数号車は華厳の滝や中禅寺湖をイメージした青色、奇数号車は日光に咲くレンゲやツツジ、紅葉をイメージした橙色でまとめたという。案内表示類は日本語、英語、韓国語、中国語に対応する。また、2号車に車椅子に対応した広いトイレ、授乳などに使える多目的室を設置。1・3・4・5・6号車には海外からの旅行者のトランクや、ベビーカー、ゴルフバッグなどに対応する大型の荷物置場を設置。3・4・5号車には女性に配慮した化粧室を用意するとのこと。

特急「日光」「きぬがわ」は、JR東日本と東武鉄道を直通運転する列車で、運行区間はJR新宿駅 - 東武日光駅・鬼怒川温泉駅。運行開始は2005年3月。253系は2002年から2010年まで成田空港アクセス特急「成田エクスプレス」に使用されていたとのこと。