情報を集めて真実にたどり着け!

調査資料以外の暗号や情報は、必ずしも目立つアトラクションや施設にばかりではなく、時にはひっそりと隠されている。本イベントを楽しんでもらうため、全てを明かすことはできないが、捜査の様子や、謎解きの一部などを紹介しよう。

まず、参加者が行うのは、調査資料の解読。資料には、エージェントが情報を綴っている"エージェント掲示板"の隠し場所や、機密情報を持って園内に潜んでいるエージェントの隠れ場所などが暗号によって記されている。

事前に潜入していたエージェントたちが残した情報を最初のとっかかりとして、真実へ近づいていく

突然光り、賑やかなメロディを響かせながら動き出すメリーゴーランドやコーヒーカップ。一体何の意味が隠されているのか……?

怪盗R一味の監視をかいくぐりながら、隠されている情報を捜索。もちろん、掲示されている情報も暗号化されているので、エージェントツールや既に持っている情報をフル活用しながら解読していく。正しく解読しなければ、真実にたどり着くことはできない。

高い位置から、サーチライトで園内を監視している怪盗Rの手下たち

サーチライトに照らされると、怪盗Rの手下が鬼の形相で追いかけてくる。追跡から逃れるためには、ライトの光の中から抜け出さなくてはならない

エージェントツールをフル活用!

潜伏中のエージェントや、囚われの身となっているエージェントからも情報をもらうことができる。ただし、そのためには、彼らの居場所をつきとめるだけでなく、「合言葉」や「合図」の情報も必要だ。たとえ偶然に彼らを発見しても、それらが分からなければ情報は教えてもらえない。合言葉や合図は、事前情報に含まれているものもあれば、調査によって得られるものもある。

潜伏中のエージェントたちが、様々な重要情報を握っている。ひょっとするとニセモノのエージェントも紛れ込んでいるかもしれないので、注意が必要だ

囚われの身のエージェントたちは、怪盗R一味からかなり酷い扱いを受けている模様

怪盗Rの手下たちが厳重に見張っている場所に潜入しなくてはならない場面もある。エージェント側の人間だと気づかれないよう、変装しなくてはならない

敵が見張っている場所に潜入する時は、変装用のマスクを装着!

『棺桶劇場』や『戦慄迷宮』といった、様々なアトラクション内にも潜入。既に営業終了後で静まり返っている状況だけに、不気味さもひとしおだ。

『棺桶劇場』の中は真っ暗で、懐中電灯が無いと歩けないほどだった

夜の闇に浮かぶ『戦慄迷宮』はド迫力。正直、入りたくない

ゾンビたちも仕事を終え(?)て静まりかえった『戦慄迷宮』内は、何もいない分、リアルさが増して本気で怖い。いっそゾンビが恋しい

戦慄迷宮内探索を終え、ホッと一息ついたところで……

そして、遂に捜査は完了。今回の怪盗Rとの対決は、見事バッカス・トリックを奪還し、参加者たちエージェント側の勝利に! 最も早くミッションを完遂した参加者には、エージェントナンバーと10月の本イベントへの招待券が贈られた。

ミッション・コンプリート! その喜びに、バッカス・トリックが空気中で一酸化炭素を放出してしまうことは忘れ去られている模様!?(笑)

ただし、プレイベントでは怪盗Rの正体にたどり着いた参加者は一人もおらず、一体彼が何者であったのか、本当の"真実"は謎のまま。答えは本番イベントへ持ち越されることとなってしまった……

閉園後の遊園地という非日常的な空間を舞台に繰り広げられるこのイベント。謎解きの面白さはもちろんだが、決められた台詞だけではなく、アドリブに富んだ対応で楽しませてくれるキャストたちとのやり取りも、大きな魅力となっている。是非、実際のイベントで、このワクワク感を体験してほしい。

トリックシアター概要

場所 富士急ハイランド(山梨県)
開催日時 毎週土日・祝日18時~22時
※日によって異なる場合があるため、詳細はこちらを参照のこと
料金 1,5000円
※富士急ハイランドフリーパス券、イベント参加費、参加キット代、送料含む)