10月から毎週土日、閉園後の富士急ハイランドで開催されている『トリックシアター 怪盗Rのアジト』。参加者たちが物語の主人公となって、様々な謎やトリックを解き明かしてく劇場型の体験イベントだ。夜の闇にのまれていく遊園地の中で、果たして何が起こるのか? 7月24日に行われたプレイベントの様子をお伝えする。

夜の富士急ハイランドで、一体何が繰り広げられるのか……?

『トリックシアター』って何?

『トリックシアター』は、賞金100万円をかけたリアル宝探しイベント『タカラッシュ! GP』などを手掛けるラッシュジャパンが富士急ハイランドで実施する、毎回300名限定の参加型ミステリーイベント。イベントが行われる時間は毎週土日の18時~22時(もしくは、19時~23時)で、参加者たちは、毎回設定されるストーリーの世界観に入り込み、園内に隠された謎や暗号を解読し、ミッションをクリアしていく。プレイベントでは、110名が参加し、謎解きに挑戦した。

今回のプレイベントでのミッションは、怪盗Rに盗まれた鉱石「バッカス・トリック」を奪還するというもの。バッカス・トリックは、海水中にあるときは黄金に輝く美しい石だが、空気中では一酸化炭素ガスを放出する性質を持つ危険な鉱石なのだという。

怪盗Rを追う、ある秘密組織のエージェントたちは、富士急ハイランドに怪盗Rのアジトがあることを突き止めたが、潜入チームはミッションに失敗し、怪盗Rの手に落ちてしまった。「あなた」の手に託されたのは、彼らの残したいくつかの資料。その情報を頼りに、「あなた」は富士急ハイランドに隠された財宝と真実にたどり着くことができるのか――?

参加者たちには、イベント開催の1週間前にミッション指令や捜査アイテムが届く。この時点からミッションが開始されるのだ!