――今回のユニットではダンスもありますが、ダンスについてはいかがですか?
3人「ダンスですか……(苦笑)」
片岡「ダンスに慣れる日は来るのでしょうか(笑)」
阿澄「何度かお仕事で歌って踊ってというイベントをやらせていただいたこともあるのですが、今回のダンスは本当に難易度の高いダンスです」
原「たくさん動きます」
阿澄「複雑なダンスなので、大丈夫かな、できるかなって思いながらいっぱい練習をして、ダンスの先生にもたくさん付き合っていただきました(笑)」
片岡「細かく教えていただきましたね」
原「ちゃんと決まれば、とってもかわいい踊りなんですよ」
片岡「特に"やわらかめ"のほうはひとりひとりで違う動きもたくさんあります」
原「ぜひビシっと決めたいですね」
阿澄「決めたいところです(笑)」
――デビュー曲の聴きどころを教えてください
原「"やわらかめ"は、やっぱりメロディがかわいいので、かわいいなって思いながら聴いてほしいです(笑)」
片岡「その場の情景が浮かんでくるような歌詞の流れになっています」
阿澄「恋する女の子の悶々とする姿をちょっと覗き見ている感じの曲になっているので、そんなところを楽しんでほしいですね。"かため"はやっぱりノリノリ、……ノリノリって死語ですか?」
片岡「いや、大丈夫。ノリノリスプです(笑)」
阿澄「ノリノリスプな感じの曲なので、一緒に盛り上がってほしいですし、聴いていて元気が出る感じの曲になっています」
片岡「私たちがちょっと男の子っぽくして入れている合いの手があるのですが、そこを、ライブではファンの皆さんにやっていただくことで、やっと曲が完成するんですよ。なので、"かため"はみんなで作る曲という感じですね」
――LISPの結成からここまでで印象的なエピソードはありますか?
阿澄「さっき楽屋で、さゆさゆ(原紗友里)のテンションがすごく上がりまくっていて(笑)」
原「緊張のあまりに(笑)」
片岡「さゆさゆはこういうステージが初めてなんですよ」
阿澄「ちょうど私とあづっち(片岡あづさ)の2人がメイクをしているときに、壁一枚を隔てた部屋で、さゆさゆがすごく歌い踊っていたのですが、練習のテンションじゃない! って感じの盛り上がりっぷりをしていまして(笑)」
原「そんなんでしたか?」
片岡「でもそれがすごくかわいくって、ついついいじめたくなり、『さゆさゆ、知ってる? あと3時間で本番が始まるんだよ』って言ったり(笑)」
原「それを30分おきぐらいに言ってくるんですよ(笑)」
片岡「ついちょっといじめてしまいました」
あすみ「微笑ましくて、面白かったですね」
――自分たちのどういったところを見てほしいですか?
原「声優アーティストということで、普通のアーティストさんとは、歌い方などいろいろな点で違いがあると思いますので」
阿澄「声優ユニットならではということをやっていけたらいいなと思います」
原「"やわらかめ"では、すごく歌詞を意識して歌っています」
片岡「お芝居をするような気持ちですね」
原「なので、感情の入れ方などに注目して聴いていていただけるといいなと思います」