エアプラスが運営する海外格安航空券検索サイト「enaイーナ ドット トラベル」は16日、10月31日に予定されている羽田空港国際化に関する意識調査の結果を発表した。

同調査は、8月19日~25日の期間に、同サイトユーザーを対象にインターネット上で実施され、全国の男女384人から有効回答を得た。回答者の70%以上が海外渡航15回以上、69%は年間渡航回数が2回以上となっている。 s

羽田空港(提供 : 日本空港ビルディング)

まず、今後国際線に搭乗する場合、羽田空港と成田空港ではどちらをより多く利用するかと聞いたところ、42%が「羽田空港」と回答。一方、「成田空港」との答えは羽田の半分の21%、「どちらも同じくらい、またはどちらも使わない」は37%だった。

羽田空港に就航する国際線が増えれば、海外旅行に行く機会が増えると思うかとの問いに対しては、「増える」が40%、「増えない」は17%、「どちらともいえない」は43%との結果になった。

羽田空港から海外のどの都市に就航してほしいかと尋ねると、アジア路線では1位「バンコク(タイ)」、2位「台北(台湾)」、3位「香港(中国)」、ヨーロッパ路線では1位「パリ(フランス)」、2位「バルセロナ(スペイン)」、3位「フランクフルト(ドイツ)」と「ミラノ(イタリア)」、米路線では1位「ロサンゼルス(米)、2位「ニューヨーク(米)」、3位「サンフランシスコ(米)」との順になった。

空港にあってほしい機能や設備については、「疲れを癒したり、待つことでの疲労を最小限におさえたい」との意見が一番多く、27.6%が仮眠できる設備や自由に過ごせる個室、低価格で使用できるラウンジを希望し、さらにマッサージや整体などの回答(約6%)と合わせると33%強となっている。また、「出発前もしくは帰国後に空港で洗顔・風呂・シャワーなどを使用したい」との回答も20%に上ったほか、「インターネットを低価格でどこでも使えるようにしてほしい」も全体の約15%を占めた。