メルセデス・ベンツ日本は、比較的コンパクトな「Cクラス」に価格を抑えたエントリーモデルとして「C200 CGI ブルーエフィシェンシー ライト」(セダン / ステーションワゴン)を追加するとともに、標準装備やオプション設定の充実を図った一部モデルの販売を開始した。ブルーエフィシェンシー ライトの希望小売価格は399万円(セダン)、419万円(ステーションワゴン)。シリーズ全体では399万円から1,080万円。

メルセデス・ベンツ C200 CGI ブルーエフィシェンシー ライト

今回のモデルは、「C200 CGI ブルーエフィシェンシー」(ターボチャージャー付き1.8L 直列4気筒直噴エンジン)の基本性能はそのままに、装備を厳選して価格を抑えたモデル。エントリーモデルながら、ESP(エレクトロニック スタビリティ プログラム)や7個のSRSエアバッグ、HDDナビゲーション付きCOMANDシステムなどを装備している。

また、夜間走行時の被視認性を向上させ、フロントデザインの精悍さを増す「LEDドライビングライト」をアバンギャルド仕様モデルに標準装備し、そのほかのモデルにオプション設定した(C63 AMGは非設定)。

そのほか、「C63 AMG」に「AMGパフォーマンスパッケージプラス」がオプションとして用意された。これはスポーツ性をさらに高めるオプションで、鍛造成形軽量ピストンやコンロッド、クランクシャフト、AMG強化ブレーキシステム、リミテッドスリップデフ、レッドペイントのブレーキキャリパー、19インチマルチスポーク鍛造アルミホイール、カーボン製トランクリッドスポイラーリップなどがセットになっている。最高出力はノーマル比+30PS。オプション価格は125万円(セダン)、117万円(ステーションワゴン)。

なお、仕様・装備を一部改良したCクラス(セダン / ステーションワゴン)の価格は、据え置きとされた。