投資助言業を行うナックアイは23日、FX自動売買ソフト『FeniX』を公開した。直感的なインタフェースを採用することにより、FX初心者やFX未経験者でも、簡単に安心して操作できるのが特徴となっている。

「FeniX」は、「上級者でも満足できる」(ナックアイ)という高度なアルゴリズムを採用。トレンドフォロー型のロジックとトレイリングストップで、最大限の利益を追求。10通貨ペアに対応、資金を分散することで、リスクを軽減するようにしている。初期設定された最大許容損失額と独自アルゴリズムで計算された予想変動幅をもとに、トレードごとの枚数を自動計算(ポジションサイジング リスク率モデル)。「損失を抑え、できるだけ負けないようにしている」(同)。なお、2009年12月からのフォワードテスト(※)において、「400万円以上の利益を獲得(元手1000万円)を実現した」(同社)。

※ フォワードテストとは、実際のマーケットでトレードを行い、ソフトの有効性を検証すること

FeniX販売サイトでは、各種指標やそのもととなるフォワードテスト結果を日々更新し、詳細な売買履歴を公開。「ユーザーにソフトの有効性をアピールしている」(ナックアイ)。そのほか、リスク回避方法や売買ロジック、アルゴリズムなど、「可能な限りの情報公開をして行く予定」(同社)となっている。

FX自動売買ソフト『FeniX』販売サイト画面

各種WindowsOS(Windows XP、Windows Vista、Windows 7, Windows Server 2003 ,Windows Server 2008)に対応。ライセンス販売価格は49,800円(税込)で、「独自開発のソフトウェアとしては業界最低水準」(同)。また、20日間の試用期間を設けており、FX初心者やパソコンの操作に自信のない人でも、操作可能であることを購入前に無料で確認することができる。

ナックアイでは、FeniXを皮切りに、初心者でもFXのシステムトレードが可能になるツールを逐次発表していく予定で、「日本でのシステムトレード人口の倍増を目指している」(同社)。また、FeniXや今後発表される予定のソフトウェアの販売する代理店やアフィリエイターも同時に募集している。