9月4日公開の映画『BECK』の完成披露試写会が18日、東京・千代田区の日本武道館で行われ、水嶋ヒロ、佐藤健、桐谷健太、忽那汐里、中村蒼、向井理らが出席した。

下段左から忽那汐里、桐谷健太、佐藤健、水嶋ヒロ、中村蒼、向井理
上段左から堤幸彦監督、倉内沙莉、カンニング竹山、水上剣星、松下由樹

公開を控えたこの日は、ロックバンドのメンバーたちの青春を描く本作にちなみ、"ロック"の聖地、日本武道館で行われた試写会の前に、レッドカーペットをキャスト陣が歩き、訪れた観客からは歓声が上がった。主人公の天才ギタリスト、竜介を演じた水嶋ヒロは「一表現者として武道館の上に立てたことは光栄です。スタッフとキャスト一同が、全身全霊を傾けて表現した実写版『BECK』の世界をいち早くお見せすることができて、大変嬉しく思っています」と挨拶した。

竜介が組むバンドのメンバー・恒美を演じた桐谷健太は「武道館~!」と絶叫。佐藤健が演じる幸雄にギターを教える師匠・斉藤役のカンニング竹山は、観客から「竹山!」と呼ばれ、「呼び捨てにするな!」と桐谷につられて絶叫し、「ごめんなさい! 一回武道館で切れたかったんで」と説明して観客を笑わせた。また、竜介の妹・真帆に扮し、コユキを惑わす小悪魔的なキャラクターを好演した忽那汐里は「待ちに待って早く見ていただけることを嬉しく思います。是非楽しんで下さい」と話した。

武道館にな約6,500人のファンが集結

キャストたちが勢ぞろいすると観客たちのボルテージは最高潮に

本作は、累計発行部数1,500万部を突破したハロルド作石の同名漫画を『20世紀少年』などのヒット作を手掛けた堤幸彦監督が映画化。天才的なギターテクニックを持つニューヨーク帰りの竜介(水嶋ヒロ)と天性の声を持つコユキ(佐藤健)が出会って結成したバンド"BECK"の活躍とメンバーたちの苦悩を描く。