東京工業品取引所はこのほど、2010年7月の概況について発表した。これによると、2010年7月の東京工業品取引所市場の1日平均取引高は、前月比1.8%減の97,446枚だった。

東京工業品取引所で最も取引高の多い金の1日平均取引高は前月比6.4%増の44,531枚、金先物ミニ取引が同7.0%増の7,994枚だったものの、白金が同5.3%減の16,198枚、原油が同11.4%減の3,382枚、ガソリンが同6.0%減の10,436枚、ゴムが同21.4%減の8,862枚となるなど、「ほとんどの上場商品で前月水準を下回った」(東京工業品取引所)。

商品別取引高比率

また、7月末時点の全商品合計取組高は297,405枚となり、先月末時点より14,486枚減少した。