東京工業品取引所は4日、2010年5月の概況について発表した。これによると、2010年5月の東京工業品取引所市場の1日平均取引高は、前月比28.4%増の154,827枚だった。

東京工業品取引所で最も取引高の多い金は、前月比33.9%増の66,354枚となった。そのほかも、金先物ミニ取引が同15.8%増の11,651枚、白金が28.1%増の28,981枚、原油が59.6%増の5,372枚、ガソリンが50.2%増の15,196枚、ゴムが6.4%増の15,661枚となるなど、「ほとんどの上場商品が前月水準を上回った」(東京工業品取引所)。

2010年5月 東京工業品取引所 取引高

また、5月末時点の全商品合計取組高は288,770枚となり、先月末時点より25,830枚減少した。