『序』から『破』へ - 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』を大ヒットに導いた、独自の戦略を振り返る

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』について

かくして幅広いファンから大きな支持を得た『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』だが、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の予告でも語られているとおり、第3部は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』として公開される。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』で未知の領域へ突入した新たな『ヱヴァ』はどこへ向かうのか? 最後に現状の制作状況を聞いてみたところ、さまざまな含みを持った笑顔で「作ってます」というひと言をいただいた。

『Q』の内容そのものが気になるのはもちろんだが、グッズや宣伝など、作品を盛り上げるためにどんなアウトプットが行われるのか。「なにかはやります。必ずやります」。そう最後に力強く答えてくれたスタッフ陣に期待しつつ、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』のBlu-ray&DVDを楽しみながら次なるサプライズを心待ちにしたい。

過去記事で振り返る『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 - その7

●『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の公開で大熱狂
2009年6月27日に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』が公開されるやいなや、各地で大きな盛り上がりをみせた。公開初日からダントツの動員数、興行収入を誇り、公開10日目で動員数100万人、公開17日目に前作の興行収入を突破。動員200万人突破キャンペーンや、日本アカデミー賞優秀賞の受賞を経て、2009年12月31日、大晦日限定で行われた全国上映まで一気に駆け抜けた。

・『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、ダントツの初動興行成績で好スタート

・『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、ついに公開 - 約1,100人が熱狂した初日&初回上映に潜入!

・『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、公開10日目で動員数100万人を突破

・『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、公開17日目で興行収入20億円を突破

・『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、SUGIZOが原宿で「エヴァ愛」を語る

・『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、動員200万人突破! 記念キャンペーン実施

・『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、第33回日本アカデミー賞で優秀賞を受賞

・『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、大晦日限定での全国上映が決定

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