ソニー、凸版印刷、KDDI、朝日新聞社は27日、電子書籍配信プラットフォームの構築、運営ビジネスに向けた事業企画会社の設立に合意したことを発表した。今年7月1日をめどに企画会社を設立し、年内にはサービスを開始する予定としている。

4社が設立する企画会社は今後、書籍・コミック・雑誌・新聞などデジタルコンテンツの配信を目的としたプラットフォーム事業会社へ移行、年内にサービスを開始することを目指す。同事業会社では、「コンテンツの収集、電子化、管理、販売、配信、プロモーションを手がけ、またそれに必要なシステムの企画、開発、構築、提供」を行なうとし、オープンな環境を整備するとしている。

事業企画会社の資本および資本準備金は3,000万円、出資比率は各社25%となる予定。同事業には、広く他企業からも参加を呼びかける。