ビー・エム・ダブリューは5月24日、「BMW 3シリーズ」の燃費を向上させるとともに、クーペとカブリオレのエクステリアを変更して発売した。325i系のエンジンは従来の2.5Lから3.0Lへ変更され、新たに「325iクーペ」が追加された。3シリーズの価格は434万円から815万円。

BMW 3シリーズ クーペ

320i系に搭載される2.0L(リッター)直列4気筒エンジンは、最大200気圧に加圧された燃料を噴射するダイレクトインジェクションシステムや希薄燃焼テクノロジーを採用し、出力とトルクを向上させながら、燃料消費率を最大で約45%向上させた(6速MT車)。最高出力は125kW/6700rpm、最大トルクは210Nm/4250rpm、燃費は13.6~18.4km/L。価格は320iセダンが434万円(6速MT)と445万円(6速AT)、320iツーリングが465万円、クーペが468万円(6速MT)と479万円(6速AT)。

325i系は従来の2.5L 直列6気筒に代わり、3.0Lの直列6気筒エンジンを搭載。超軽量マグネシウム合金をクランクケースの一部に採用するとともに、ダイレクトインジェクションシステムや希薄燃焼テクノロジーにより、トルクを約10%向上させながら、燃料消費率は最大で約35%向上させた。最高出力は160kW/6,100rpm、最大トルクは270Nm/2400~4200rpm、燃費は11.8~12.6km/L。合わせて、クーペに同エンジンを搭載した「BMW 325iクーペ」が追加設定された。価格は325iセダンが547万円、325iツーリングが567万円、325iクーペが598万円。

335i系に搭載されるターボチャージャー付き3.0L直列6気筒エンジンは、ダイレクトインジェクションシステムや無段階可変バルブ制御テクノロジー(バルブトロニック)を組み合わせ、従来同様の最高出力・最大トルクを発生させながら、約20%の燃料消費率向上を実現した。最高出力は225kW/5800rpm、最大トルク400Nm/1200~5000rpm、燃費は9.9~10.6km/L。価格は335iセダンが686万円、335iツーリングが706万円、335iクーペが729万円、335iカブリオレが815万円。

各モデル共通のテクノロジーとしては、停車時にエンジンを自動的に停止させる「エンジン・オート・スタート/ストップ機能」(320iマニュアルトランスミッション車など)、運動エネルギーを電力に変換する「マイクロ・ハイブリッド・テクノロジー」、ステアリング操作時のみエネルギーを消費する「電動パワー・ステアリング」(一部モデルを除く)、エンジンが必要としている燃料のみを供給する「圧力制御式燃料ポンプ」、非作動時にエアコンコンプレッサーを切り離す「カップリング付きエアコン・コンプレッサー」などがある。

また、クーペとカブリオレについては、水平方向のワイド感を強調したフロントグリル、アクセントライン(眉)を追加したヘッドライトなどを採用。リアのキャラクターラインやコンビネーションライトのデザインも変更した。ブレーキライトとターンインジケーターにはLEDを採用。サイドデザインはより立体的な造形とした。セダンおよびツーリングのデザインは従来どおり。

BMW 3シリーズ クーペ

BMW 3シリーズ カブリオレ