こんにちは。一日3時間をニコニコ動画に費やすダメ社会人、山田井ユウキです。

今日もさっそく最近流行の動画や埋もれている良動画を独断と偏見で皆さんに紹介していこうと思います。選ぶ基準はただ一つ、僕の趣味です!

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ということで、今回取り上げるのは「CM」です。

現在では見ることのできない懐かしいCMや、ご当地でしか流れていないローカルCMなど、様々なCMに関連する動画を集めてみました。


印象に残るCMといえば、僕はまっさきにこれが思い浮かびます。「そうだ 京都、行こう。」というキャッチコピーはあまりにも有名ですよね。涼やかなBGMや、ゆったりしたトーンのナレーションなどに心癒された人も多いはず。ああ、見ていたら本当に京都に行きたくなってきました……。

ちなみに同じJR東海で「いま、ふたたびの奈良へ」というバージョンもあり、こちらも癒し系の秀逸なCMとなっています。


JR東海と同じく、雰囲気の良いCMとして知られる「二階堂」も合わせてどうぞ。


うーん……良いですね。焼酎飲めないけど飲みたくなってくるからCMって凄い。ちなみに収録されているものでもっとも古いものは1988年版なので、実に22年以上が経っているのですね。センスの良さは最初から変わっていないようです。


懐かしのゲーム機、セガサターンのCM「せがた三四郎」シリーズ。ゲーム好きならずとも、そのインパクトは記憶に残っているという方も多いことでしょう。まとめて見ると、最後は謎の感動で目が潤んでしまうから不思議。


宅配寿司「銀のさら」のCMは、公開当時ネットで話題になったのでご存じの方も多いでしょう。商品のアピールをするべきCMにあえて自虐ネタを入れる逆転の発想はお見事!


愛媛限定でありながら、衝撃のオチが話題となり、ランキングを大いに賑わした高田引越センターのCM。ちなみに僕も出身は愛媛なのですが、これは全国区だと思っていました……。

高田引越センターは非常にユニークな企業で、この他にも名CMを連発しています。まとめ動画からどうぞ。


再び「懐かCM」の紹介に戻りましょう。次は女性向けのCM集から。


女性向けとはいえ、僕でもわかるものがいくつかあり、どれも懐かしくて思わず何度も見てしまいました。同年代の女性にぜひご覧いただきたい動画です。

20年前の懐かしい?CM

こちらは20年前のCM集。まだ日本はバブル期でしょうか。動画後半のサプライズ展開にも注目です。今となってはすべてが懐かしい……。


ノスタルジックな気持ちになったところで、今度は「マッチ」のCMで青春時代を振り返っていただきましょう。CMを単につなげただけではない編集力がポイント高し!


短い時間で人の感情を動かすのがCMの凄いところ。そんな中でも特に涙腺を刺激される、「泣けるCM」を集めた動画がこちら。しんみりしたい気分のときにご覧ください。


もちろん、海外にも「泣けるCM」はあります。言葉はわからなくても、CMが伝えようとしているメッセージは読み取れるはず。日本とはまたひと味違った感動をどうぞ。


同じく海外から。実はこれ、T-Mobileの宣伝用の企画なのだとか。それにしてもすごい規模のイベントですね……。こういう楽しい気分になれるドッキリ企画は大歓迎ですよね。日本でもぜひ遭遇したいものです。

さて、最後はちょっと雰囲気を変えて、皆さんもよくご存じiPodのCMのパロディー作品をいくつかご紹介したいと思います。確かにあの影絵みたいな動きは様々なもので応用できそうではありますが、実際に作るとなると大変ですよね……(転載版もありますが)。ニコ動ユーザーのネタに賭ける情熱には脱帽です。




──以上、CM動画特集でした。

こうして改めて見てみると、CMにも面白いものがたくさんありますね。特に80年代や90年代の懐かしいCMはユーザーの年齢層とも合うのか、ここでご紹介したもの以外にも多数の動画が投稿されています。

ちなみにその多くはビデオテープから発掘されたものらしく、画質はかなり悪かったりするのですが、それがまた何とも味わい深い!

皆さんも思い出に残っている商品名などで検索してみてはいかが? 忘れかけていた懐かしいCMと、思わぬ再会を果たせるかもしれませんよ。

勝手エヴァンジェリスト・山田井ユウキ

1980年生まれ。レビューサイト「カフェオレ・ライター」で、映画、漫画、ゲームなどを独自視点からレビューする他、「builder by ZDNet Japan」「ハリウッドチャンネル」など各種媒体で記事を連載中。どんなに忙しくても一日数時間ニコニコ動画に費やすという、社会人としてあるまじき生活を謳歌中。好きな動画ジャンルはゲーム実況、ボカロ、他エンタメ系全般。

(タイトルイラスト:3P3P) ※本コラムで紹介している動画は、作者やサイトなどの都合により削除されることもあります。あらかじめご了承ください。