タレントの萩本欽一が率いる社会人硬式野球クラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ(茨城GG)」に所属する唯一の女性選手・片岡安祐美が31日、東京・新宿で行われたキリンビバレッジの新缶コーヒー「キリン ファイア ブラックディープボディ」のキャンペーンイベントに登場した。
同キャンペーンは、本商品でCMキャラクターを務めるロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム所属の松井秀喜選手型の高さ10mのバルーン"BIG MATSUI"を、4月1日~4日まで新宿ステーションスクエアに設置し、松井選手への応援メッセージを書き込んでもらうというもの。また、WEB上でも23日まで応援メッセージを募集している。キャンペーン後、バルーンは松井選手に届けられ、アメリカ・アナハイムに設置される予定。
数少ない女性野球選手として、男性に混じって茨城GGで活躍している姿が、今期より新天地でメジャーリーグ再出発を図る松井選手とイメージが重なるとして、今回、応援団に任命されることとなった片岡選手。巨大な松井バルーンを見上げ、「こんなに大きいとは思いませんでした!」と感嘆の声を上げた。片岡は松井選手と会ったことは無いとのことだが、「バッティング練習の時に、チームの皆でよく打ち方をお手本にしています」と話し、「応援できるような立場じゃないんですが」と恐縮しながらも「新天地でも、豪快なホームランを見せて欲しいです」と、はにかみながらエールを送った。
また、男性に混じって野球を続けている自身について「グランドにユニフォームを着て立った以上は、男女関係なく1人の野球選手だと思っています」と熱く語り、「男でも女でも、野球をやっている人ならば、NPBやメジャーリーグは挑戦してみたい世界だと思います」と、憧れの世界に目を輝かせた。さらに、30日に、茨城GGのオーナー兼監督を務めている萩本が、監督勇退を発表したことに対し、「欽督(萩本)が皆大好きで、ずっと一緒に野球をやっていきたい。『勇退止めた』と言いたくなるくらいの結果を残したい」と述べ、チームでの活躍を誓った。