NHK連続テレビ小説のヒロインバトンタッチ会見が19日、東京・渋谷の同局で行われ、現在放送中の『ウェルかめ』のヒロインを演じる倉科カナが、3月29日から放送スタートする『ゲゲゲの女房』を収録中の松下奈緒を激励した。

松下奈緒(左)と倉科カナ

すでにクランクアップを迎えた倉科は「あまり気負わないほうがいいかもしれません。私は一人で突っ走ってしまったところもあるので。強くなったと思いますが、弱くてもいいのかなと思いました」と松下にエールを。これを受けて松下は「私も強くなりたいと思います。自分に正直にやって、周りとうまくコミュニケーションをとりながらコントロールしていければ」と意気込みを語った。

また、恒例のプレゼント交換では、倉科が『ウェルかめ』の公式キャラクター・かめっ太くんのぬいぐるみを、松下は、マンガ『ゲゲゲの鬼太郎』に登場する目玉のおやじの枕を手渡し、倉科は「撮影が過酷なので、疲れた時の目の保養にして下さい」と言葉をかけると、松下も「癒されます」と笑顔を見せていた。

『ゲゲゲの女房』は、『ゲゲゲの鬼太郎』の作者・水木しげるの妻・武良布枝さんの自伝を原案にドラマ化した作品。水木しげると結婚した昭和36年、原稿が売れない極貧生活の中、夫を支えおおらかに生きていく姿を描く。3月29日より、放送時間を15分繰り上げて8時から放送される。