日産自動車は6日、「スカイライン(セダン)」および「スカイライン クーペ」をマイナーチェンジして発売した。価格はセダンが289万8000円から441万円、クーペが386万4,000円から501万9000円。

スカイライン ※イメージ

セダンは、新デザインのフロントグリルやバンパー、ヘッドランプ、アルミホイールなど採用し、よりシャープで精悍なスタイリングとし、さらにスポーツグレードである「Type SP」と「Type S」にはワイド感を演出する専用エクステリアを設定した。また、2.5L(リッター)の2WD車に、従来3.7Lモデルに搭載していた7速オートマチックトランスミッションを採用。ロックアップ領域の拡大や、N(ニュートラル)アイドル制御などで燃費を向上させ、エコカー減税にも対応した(50%減税)。そのほか「VDC」(ビークルダイナミクスコントロール)の標準装備、色味を変更したベージュとブラックの2色の内装色などがセダンの変更点となる。

セダン、クーペ共通の変更点としては、オートマチック車のセンターコンソールのデザイン変更、地デジチューナーを内蔵するなどエンターテインメント機能を充実させたHDD方式の「カーウイングスナビゲーションシステム」、新型プラズマクラスターイオンを採用した「インテリジェントエアコン」、作動車速範囲を停止から約100km/hまで拡大したインテリジェントクルーズコントロールなどが挙げられる。

また、今回のマイナーチェンジに合わせてグレード体系を一部見直し、セダン、クーペともに低価格の「Aパッケージ」を新たに設定した。

スカイライン 370GT Type SP

インテリア:ブラック(セダン)

インテリア:ベージュ(セダン)

スカイライン クーペ 370GT Type SP

インテリア:フォーブ(クーペ)

インテリア:ブラック(クーペ)