アートディンクとサイバーフロントは10日、鉄道経営シミュレーションゲーム『A列車で行こう9』を発表した。発売は2010年1月29日の予定。価格は12,390円。Windows XP/VISTA/7に対応する。

『A列車で行こう9』

『A列車で行こう』シリーズは鉄道を経営して利益を上げ、町を発展させるシミュレーションゲーム。同作は2008年3月に発売された『A列車で行こう8』の続編という位置づけながら、風景を大幅に改良し、発展のシミュレーションプログラムを一新したという。設定できる線路、駅、建物なども増やしたとのこと。扱えるマップのサイズが10km四方とシリーズ最大となり、山手線の約8割、大阪環状線の全区間をゲームで再現できるという。あらかじめ目標が設定されたマップが収録されているほか、マップコンストラクション機能やマップ自動生成機能を使用して新規のマップを作成できる。

グラフィックを大幅に向上した

収録された列車はJR、私鉄各社など、過去から現在にいたり実在した車両をモチーフとした224種類。本作ではPC版としては初めて蒸気機関車も収録した。前作では7両編成だった列車は10両編成まで連結可能。駅のホーム数も前作の5番線から7番線まで対応するほか、新たに上野駅地上ホームのような行き止まり式の駅が加わった。列車本数はマップにより異なり、最大で100編成を同時運行可能。バスやトラックなどの自動車も最大100台まで設定できるとのこと。新たに搭載された「鉄道博物館」機能では、マップで使用した列車をすべて展示し、車両コレクションの楽しみも提供されるという。

PC版では初の蒸気機関車を3種収録

発表会は都内映画館。日本最大のスクリーンでゲーム画像が投影された