家に帰れば当然のように照明とテレビをつけ、シャワーを浴び、PCに向かう。冷たいものは電子レンジですぐに暖め、電気ポットには常にお湯が沸いている……。現代人は多くの家電や便利なグッズに囲まれた快適な暮らしを送っています。当然電気代、水道代、ガス代、その他もろもろ……。お金も多く出て行ってしまいますね。でも、ちょっとしたことの積み重ねで、年間で節約できる金額は膨大なものになります。これからご紹介する、過ごす部屋別の節約テクニックを駆使して、快適な節約生活をスタートさせましょう!

今回はベランダ・ガレージ・玄関編です。今日から使える節約術が満載ですよ。

ベランダ

77.よしずを使って室温を調節
暖房費、冷房費の節約をしたいならベランダの窓に注目。窓から入る冷気や日差しを調節すれば、室内温度を保つことができます。特によしずは夏の日よけとしても使えますし、冬は夕方くらいに窓の外側に立てかけておけば室温をキープしてくれる優れものです。

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78.雨水をためて掃除に利用
ベランダにバケツを常備しておき、雨水をためましょう。水道代タダ!で水が手に入ります。この水をベランダや玄関の掃除に利用したり、草花などにやるなどすれば水道代の節約に。晴れている日にはバケツにふたをしておけば、汚れ防止になります。
79.ベランダ掃除は雨降り後に
雨が上がったらベランダ掃除のチャンスです。ホコリで汚れた手すりは、濡れている内に乾いた布でふけばキレイに。ベランダ全体や、排水のための溝もホウキで掃きましょう。窓ガラスが濡れていたら、新聞紙や乾いた布でこすればピカピカに。
80.窓ガラスはお酢と新聞紙で洗剤いらず
窓ガラスの掃除はそう頻繁にするものではないので、わざわざ専用の洗剤を買うのはもったいないですね。バケツに風呂の残り水を汲み、酢を1/4カップ程入れます。この水を使ってぞうきんで拭き、最後に新聞紙でふけば、ほとんどタダで驚くほどキレイに。
81.家庭菜園にチャレンジを!
食べられるものを育てることができれば食費の節約になります。プランターがなくても大丈夫。ペットボトルを半分に切ったり、欠けたカップなどを再利用してみて。オススメは「小ネギ」。根っこから5センチほどを切り、土にさしておけばどんどん伸びます。

ガレージ

82.洗車時の水の出しっぱなしをやめる
洗車する際に、ホースから水を出しっぱなしにしていると、240Lもの水を使ってしまいます。バケツに水くんで洗えば30Lほどで済みます。とはいえ洗車は重労働…バケツが面倒なら、手元で水が止められるタイプのホースを使うと便利です。

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83.車には車体カバーをかける
駐車場が外の場合、車体カバーをかけておけば、汚れがつきづらく、洗車回数を大幅に減らすことができるので、水道代の節約になります。冬場は窓ガラスに霜がつくのを防いでくれるので、暖気運転をせずに済み、ガソリン代の節約にも。

玄関

84.靴箱の脱臭には重曹をつかう
湿気や臭いがこもりがちな靴箱には重曹を。口が広めのあきびんなどの容器に重曹1カップをいれておくだけ。1~2カ月は消臭効果があります。使い終わった重曹はキッチン掃除などに利用できるので、最後までムダがありません。
85.玄関掃除には茶がらを利用
面倒な玄関掃除には「茶がら」の活用を。捨てる前にもうひと働きしてもらいましょう。茶がらを玄関のたたき全体にまき、ホウキで掃いて集めます。ホコリが舞い散ることもなくキレイになります。お茶に含まれる「カテキン」で抗菌作用もあるようです。