ニュージーランド(以下、NZ)政府観光局は、2009年10月28日~11月3日まで、東京タワーの下にジャイアント・ラグビーボールを設置。2011年に、NZで開催されるラグビーワールドカップのプロモーションを展開する。一般公開は29日から。

2011年にNZで開催されるラグビーワールドカップにちなんだ映像もパビリオン内で紹介予定。約160名を収容可能で、入場は無料

ジャイアント・ラグビーボールは、NZ政府観光局が、2011年にNZで開催されるラグビーワールドカップに向けたPRの一環として設営しているパビリオン。全長25m×幅17m×高さ13mという"ラグビーボール"の内部は、360度の巨大スクリーンとなっており、来場者は、NZの自然や歴史、文化などを紹介する映像により、"NZバーチャルツアー"を体験できるという。

設計・製作は、3階建てのルイ・ヴィトンのトランクを手がけたことでも知られる、NZのインサイド・アウト・プロダクションズ。2008年10月には、NZのベスト・デザイン・アワードで金賞を受賞している。

なお、同プロモーションイベントの開催は、2007年のフランス・パリ、2008年のイギリス・ロンドンに続く3カ国目。開催期間中は、先住民マオリのパフォーマンスやNZの往復航空券などが当たる抽選なども用意されている。

フランス(左)とイギリスでの開催の様子。パリでは14日間の設置で約2万5,000人、ロンドンでは8日間の設置で約7,500人を集めたという