バンダイは東京・秋葉原UDX2F AKIBA_SQUAREにおいて、2009年10月2日(金)~4日(日)までの期間、コレクターズトイ大連合スペシャルイベント「TAMASHII NATION 2009 Autumn」を開催。会場には、バンダイの魂が宿るコレクターズアイテムが約350点展示され、今後発売予定の新製品などもいち早く目にすることができる内容となっている。

今回の「TAMASHII NATION 2009 Autumn」では、特に2003年のシリーズ発売以来、年内に世界累計出荷550万個を達成したとされるワールドワイドカテゴリー『聖闘士聖衣神話』のほか、2009年8月発売の「仮面ライダーキバ」でレギュラーシリーズ50作品に到達した『S.I.C.』がメインに展示されている。

開場時間は10時から20時まで(最終入場は19時30分)となっている。但し、10月4日(日)のみ19時終了、最終入場は18時30分となっているので注意が必要だ。入場料は500円で、入場特典として当日券には「聖闘士聖衣神話 APPEBDIX ペガサスクロス~クリアカラーEDITION~」が、前売券には「聖闘士聖衣神話 APPEBDIX ペガサスクロス~ブルーメッキEDITION~」が進呈される。

10月1日(木)には、報道関係と流通関係者向けにプレオープニングレセプションが行われ、同社の代表取締役社長である上野和典氏と『聖闘士星矢』直撃世代と語るお笑い芸人・麒麟の田村裕、川島明がステージに登壇。ここで初のお披露目となった「1/1 ペガサスボックス」「1/1 ライブラクロス」には、そのリアルな造形に3人も驚きの声を上げていた。

この日、初めて披露となった「1/1 ペガサスボックス」(写真左)と「1/1 ライブラクロス」(右)を見て感激する上野和典氏と麒麟の2人

「1/1 ペガサスボックス」を実際に背負って喜ぶ田村

放送当時に発売された「聖闘士聖衣大系」と、現在発売中の「聖闘士聖衣神話」を前に、少年時代を振り返る麒麟の2人

なお、ここからは写真を中心に、会場で展示されていたアイテムを一部紹介していく。

聖闘士聖衣歴史館

1986年に発売し、550万個を販売したとされる「聖闘士聖衣大系」を一堂に展示。原作者の車田正美氏の直筆サイン色紙や、当時のTVアニメのセル画なども展示されている。

車田正美氏の直筆サイン色紙

「聖闘士聖衣大系」のパッケージデザイン

「聖闘士聖衣大系」の各青銅聖衣

こちらは黄金聖衣

プレゼントキャンペーンで入手できた「教皇アーレス」(非売品)

同じく「射手座の黄金聖衣」(非売品)

海闘士鱗衣

冥闘士冥衣

聖闘士聖衣神話エキシビジョン

2003年より発売されている「聖闘士聖衣神話」の全商品を展示。また、商品製作時に用いられる設定図や金型なども見ることができる。

「聖闘士聖衣神話」の各青銅聖衣

黄金聖衣

冥闘士冥衣

部屋の中央には聖衣が勢ぞろい

商品製作時の設定図や金型も展示

フューチャーオブ聖闘士聖衣神話

ここでは「聖闘士聖衣神話」のフィギュアを使用した大型のジオラマや今後のコンセプトモデル、「1/1 聖闘士聖衣コーナー」が展示されている。

原作を基にした大型ジオラマが多数展示されている

「1/1 ライブラクロス」

「1/1 サジタリアスクロス」

「1/1 ペガサスボックス」

S.I.C.イマジネーションワークス 2009

造形界のトップクリエイター、竹谷隆之氏、安藤賢司氏による「仮面ライダー」シリーズの大型ジオラマなどが展示されている。

デンライナーの車両内部

キングダークとアポロガイスト

『仮面ライダーディケイド』第1話と最終話を彷彿させる「破壊者」

昭和のライダーが勢ぞろい

その他の展示物

最後に今後発売が予定されているニューアイテムや注目商品を紹介。「マジンガーZ」「コン・バトラーV」や、「エヴァンゲリオン」「マクロス」といった人気シリーズから続々と新製品が登場するようだ。

ジャンボマシンダーNEO「マジンガーZ」

エヴァは新劇場版の覚醒Ver.を「魂SPEC」にて立体化

完全新造された超合金魂の「コン・バトラーV」

ついに「ダイターン3」も超合金魂に仲間入り

『カウボーイビバップ』からポピニカ魂の「ソードフィッシュII」が展示

『マクロスF』も「メサイヤバルキリー」をはじめ、充実のラインナップ

『AKIRA』より金田のバイクが大型スケールで立体化

もちろんバンダイと言えば、ガンダム関係は外せないところ。ディスプレイ最頂部の「V2アサルトバスター」に注目

今回の「TAMASHII NATION」は、合言葉「セイヤ! セイヤ!」と題しているだけに『聖闘士星矢』関連商品が展示面積の割合をかなり占める形となっている。同作は海外でも高い人気を誇っているため、プレオープニングレセプションでも海外のマスコミが多数駆けつけていたのが印象的だった。また、「仮面ライダー」を有機的イメージで造形化した『S.I.C.』シリーズも、展示されたジオラマとともに唸ること間違いなしのデキなので、一見の価値があるだろう。もちろん、このほかにも超合金魂やガンダム関係など、同社の幅広いラインナップを観覧できるイベントとなっている。時間のある人は会場に足を運んでみてはいかがだろうか。