『ブロードウェイ・ミュージカルCHICAGO』が1日、東京・赤坂の赤坂ACTシアターにて開幕した。

2008年に上演された日本語版と同役で抜擢された大澄賢也(写真右から2番目)。ケヴィン・リチャードソンからは「賢也のファンになった!」というコメントも

犯罪に手を染めた美しい2人の悪女と悪徳弁護士が織り成す人間ドラマが描かれる同作は、1997年度トニー賞6部門受賞、1998年度ローレンス・オリヴィエ賞受賞のほか、2003年度には映画化もされた人気作品。2008年には米倉涼子ら主演で日本語版も上演されている。

今回の舞台には、ブロードウェイ・カンパニーの一員として大抜擢された大澄賢也も参加。2008年の日本語公演で大澄と共演した米倉からは、「彼がいなかったら私はあの舞台に立てていなかったです。(今回の出演は)賢也さんの実力が認められた証。仲間としてすごく嬉しいです」とコメントが寄せられた。

『ALL THAT JAZZ』などの名曲がセクシーでスタイリッシュな衣装とダンスとともに繰り広げられる

会場にはデヴィ夫人も駆けつけた

開演前には、主演の元バックストリート・ボーイズのケヴィン・リチャードソン(ビリー・フリン役)、テラ・C・マクラウド(ヴェルマ・ケリー役)、ビアンカ・マロキン(ロキシー・ハート役)が大澄と一緒に取材に応じ、「賢也は才能がある素晴らしいダンサー」と絶賛。「このときが来るのを待っていた! という感じ。半年前から英語も勉強して頑張っています」とダンスだけではなく、英語上演となる今回の舞台に向けて演技などの練習にも励んだという賢也にビアンカが抱きつく一幕もあった。

メキシコ出身のビアンカは、「大好きな日本で公演できて嬉しいです。『CHICAGO』の魅力は世界中どこに行っても通用すること。音楽、照明、ミュージシャン、全てが素晴らしい」と作品への思い入れを語っていた。

リクエストに応え、「ミニキテネ!」とアピール

『ブロードウェイ・ミュージカルCHICAGO』は、赤坂ACTシアターにて10月1日から10月25日までの期間で上演。詳細はこちら