「ブレンドシリーズ」ダイニングテーブル(1,900mm)とダイニングチェア

サントリーは10月1日、ウイスキーの樽材を再利用した家具シリーズ『樽ものがたり』から、新シリーズ「ブレンドシリーズ」を発売する。同商品は、デザイナーに中崎宣弘氏を迎え、質の高い木工加工で知られるカリモクグループのカリモク家具販売と新たに共同で開発したものだという。

同社は、1974年頃から使用済み樽を加工した家具の研究に着手。1993年に曲がった板を真っ直ぐに伸ばす"応力緩和"技術を確立した後、1988年から『樽ものがたり』シリーズの販売を開始し、以来こだわりの製品を販売しているという。

新シリーズでは、国内大手家具メーカーのカリモク家具販売と初の共同開発を行った。これについて同社は、カリモク家具販売の定評ある木工加工技術と物作りへのこだわりの姿勢に共感し、今回の企画販売に至ったとしている(同社広報)。デザイン面では、ウイスキー造りに不可欠な"ブレンド"という繊細な工程を、直線を用いた斬新なスタイルで表現したとのこと。

ラインナップは、ダイニング用がW1,900mmのダイニングテーブル(17万6,400円)など計3種類、リビング用がローテーブル(15万7,500円)など計7種類、ワークスペース用がワークデスク(14万1,750円)など計11種類の全21種類を展開。価格帯は4,200円~17万6,400円。販売先などの詳細はWebサイトまで。