ロモグラフィー・ジャパンはこのほど、同社の120mm中判フィルムカメラ「ダイアナ F+」ファミリーより、新機種「ダイアナ ミニ」を発売した。同商品は、35mmフィルムを使用するカメラで、ハーフフレーム(24mm×17mm)とスクエアフォーマット(24mm×24mm)での撮影が可能。ハーフフレームのみを使用すると、36枚撮りフィルムの場合で72枚撮影できる。ハーフフレームでの撮影が可能なカメラは、同社では今回の商品が初めてとのこと。価格は6,300円。

「ダイアナ ミニ」

本体サイズは70mm×101mm×60mmで、重さはフィルムを装着していない状態で235gと軽量。同ファミリーの中では最小となる。しかし、「2種類のフレームで撮影できることに加え、多重露光撮影、長時間露光撮影が可能で、ダイアナ特有のドリーミーな描写力も健在です」(同社)。ハーフフレームとスクエアフレームの切り換えは、切り替えスイッチで行え、フィルム交換していない状態でも変更可能。また、ダイアナ F+のフラッシュをそのまま使用できる専用のマウント穴も付いている。

ダイアナ ミニによる撮影写真。左はハーフフレーム、右はスクエアフレーム(ロモグラフィー・ジャパン 提供)

同商品は、東京・青山にある「ロモグラフィー・ギャラリーショップ・トーキョー」や、同社サイトなどで購入することができる。