鈴川小梅役の伊藤かな恵(左)と小笠原晶子役の中原麻衣(右)

7月18日、東京・秋葉原のアソビットゲームシティにて、TVアニメ『大正野球娘。』のアニメ化記念イベントが開催され、鈴川小梅役の伊藤かな恵と小笠原晶子役の中原麻衣が登場。トーク&クイズ大会で会場に集まったファンとのひと時を過ごした。

今回のイベントは、原作ライトノベルおよびコミックの購入者を対象としたもので、会場にはおよそ150人近くのファンが集まった。ステージに登場した伊藤と中原は、「みなさん、ごきげんよう」と、まずは作中のイメージにあわせた挨拶。続いては自分が演じるキャラクターの紹介などが行われた。中原演じる小笠原晶子は、許婚に「女性は家庭に入っていればいい」といわれたことに反発して野球を始めたが、中原自身については、「私は料理も掃除も洗濯も苦手なので、家庭に入れと言われたら考えちゃいますね(笑)」との赤裸々なトークで会場をわかせる。

ステージに登場した2人。司会はTBSの向井政生アナウンサー

オーディションやアフレコの現場、さらには植田佳奈、能登麻美子との4人で歌うオープニングテーマ「浪漫ちっくストライク。」や伊藤が一人で歌うエンディングテーマ「ユメ・ミル・ココロ」などをテーマにトークが進む。「ユメ・ミル・ココロ」は伊藤のソロデビュー曲となるが、収録については「緊張したけど、楽しかったです」と笑顔をみせた。そのほか、作品の舞台になる「大正時代」や「野球」について、さらには作品の見どころなど、イベントならではの裏話も交えつつ、さまざまなテーマで会場を大いに盛り上げた。

トークパートに続いては「愛の応援力で桜花会に勝利をもたらせ検定」と銘打たれたクイズ大会。こちらは、サイン入りポスターなどの賞品をかけて、来場者が『大正野球娘。』に関するクイズに答えるというものだったが、「番組プロデューサーが重箱の隅をつつくようにして作った問題」というだけあって、これがなかなかの難問揃い。少しだけ例を挙げると、

■入門篇

  • 「オープニングで小梅が持っている巾着袋についているマスコットは?」
  • 「1話で晶子が朗読していた作品は?」

■中級篇

  • 「エンディングでアンナ先生は黒板に英語で何と書いているか?」
  • 「2話で小梅たちがグローブの手直しに持ち込んだお店の名前は?」

■上級篇

  • 「オープニングの映画ニュースで野球の試合が上映されるが、そのイニングは?」
  • 「1話で小梅たちが野球の練習を見に行った大学の名前とそのときの人数は?」

数々の難問を読み上げていく2人

来場者がクイズに挑戦した後は、もちろん伊藤と中原の出番。というわけで出された問題は、山手線ゲーム方式で「桜花会」のメンバー9人をフルネームで答えるという、出演者なら答えられて当然というものだったが……。

トークにクイズにと盛り沢山の内容でおくられたおよそ1時間。このイベントの模様については、10月7日にリリースされる『大正野球娘。』のBlu-ray版に映像特典として収録される予定となっているので、そちらをじっくりとチェックしてみよう。

最後はみんなで「おジャンでございます!」


TVアニメ『大正野球娘。』Blu-ray/DVD第1巻は10/7発売

10月7日にリリースされるTVアニメ『大正野球娘。』。Blu-ray版は初回限定生産となっており、封入特典として、「映像特典DVD」(ピクチャードラマ「大正おまけ娘。」ほか)や「こうたろイラスト・ポストカード」「桜花会野球カード」(キャラクタープロフィール付き)、「オールカラーブックレット」などが用意されるほか、音声特典として「オーディオコメンタリー」が収録される。一方のDVD版には「オールカラーブックレット」が封入されるほか、「オーディオコメンタリー」を収録。

タイトル 大正野球娘。第1巻
収録話数 第1話「男子がすなるという、あれ」、第2話「春の長日を恋ひ暮らし」(2話収録)
発売予定日 2009年10月7日 品番 PCXE-50022 (Blu-ray)
PCBE-53451 (DVD)
価格 6,825円 (Blu-ray)
5,460円 (DVD)
発売元 TBS・東邦星華桜花会 販売元 ポニーキャニオン
(C)神楽坂淳/徳間書店・東邦星華桜花会