なかなか他人には聞けない夫婦の寝室事情――。最近では夫婦でもライフスタイルの違いから「夫婦別寝」が増えてきているようで、角川・エス・エス・コミュニケーションズが運営するシニア向け「毎日が発見ネット」の会員を対象に行ったアンケートによると、「毎日同じ寝室」が55.3%と最も多いものの、「毎日別の寝室」も28.1%と約3割の回答があった。

同調査は6月、40代~60代以上のシニア世代の男女217人から回答を得た。夫婦の寝室について毎日同じ・別以外では、「だいたい別の寝室」(8.3%)や「だいたい同じ寝室」(6.0%)、「半々くらい」(2.3%)というパターンも存在した。

別々の寝室で寝ていると回答した人へ、いつ頃から別寝になったか尋ねると、「3年~10年くらい前から」(43.0%)と「それ以上前から」(40.5%)が多く、かなり年数は長いようだ。その理由は複数回答で、「生活リズムが違う」(58.2%)と並んで「いびきや歯ぎしり / 寝言がうるさい」(53.2%)が二大理由。「一緒の部屋では寝たくない / 性格が合わない」(3.8%)という意見も少数ながらあった。

ちなみに、夫婦の性生活の関係が「うまくいっている」は26.7%(「大変うまくいっている」と「まあまあうまくいっている」の合計値)だったという。