カンタス航空はこのほど、世界的な経済低迷により需要が減少したことなどから、一部国際路線のファーストクラスを一時的に停止した。

今回ファーストクラスが停止されたのは、シドニー - サンフランシスコ線、シドニー - ブエノスアイレス線、メルボルン - 香港 - ロンドン線の計3路線。これらの路線では、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの3クラスで運航していくとのこと。なお航空機材により、これまでファーストクラスで使用していた座席を、混雑時など利用状況に応じてビジネスクラスの料金で提供する場合もあるとしている。

同社マーケティング部によると「今後、経済状況を見ながら、ファーストクラスに対する需要が高まった時点で復活を検討する」としている。