野川さくら待望のNEWシングル「PARTY PLAY」は、自身がリュンメイ・ランカ役で出演中のTVアニメ『アラド戦記 ～スラップアップパーティー～』のオープニングテーマ。5月27日の発売を前に、野川さくらから届いたメッセージを紹介しよう。

野川演じるリュンメイがメインを飾る「PARTY PLAY」のジャケットイメージ(通常盤)

野川さくらが語るNEWシングル「PARTY PLAY」

――まず『アラド戦記 ～スラップアップパーティー～』の魅力について教えてください

野川さくら

「この作品は韓国で大人気のオンラインゲームが原作ということで、まずゲームファンの方に一番喜んでいただけるような作品になっていると思います。実際にアニメに出演が決まったときに、私もオンラインゲームをプレイしてみたんです。プレイヤーは5人のキャラクターから選べるんですが、そのキャラクターたちは、実際アニメにも登場するパーティのキャラクターなんです。もちろん私はリュンメイでプレイしました。名前はリュンメイではなく、格闘家のいわゆるリュンメイの原型となる女性なんですが、お友だちと一緒に始めまして、かなりどっぷりはまってしまいました(笑)。だから、最初のアフレコでは、ゲームで最初に出逢うキャラクターたちが登場していて、なんか『すごく嬉しい!』という感情でいっぱいでした。だからその分、ゲームの『アラド戦記』をやっている方は、アニメを観ると、自分が育てているキャラが喋って動いて、笑あり涙ありというストーリーは絶対に楽しんでいただけると思います」

――アニメを観た感想は?

「絵が綺麗なんです! 絵は一話を観させていただいたんですけど、ほんとに映画みたいに綺麗で、アニメファンの方の期待を裏切らないすごくクオリティの高い作品に仕上がっていると思いました。今回のアニメーションは、日本のGONZOさんと韓国のGONZOさんで作られているんですけど、やっぱり韓国のスタッフさんたちは、すごく作品に思い入れがあるんです。アフレコのときも、韓国のスタッフさんが沢山日本のアフレコの現場にいらしていて、すごく嬉しかったです。あと、キャラクターがすごく個性的で、なんかどのキャラも憎めないんです。それに男性キャラクターもいっぱい登場して、演じている方たちのお芝居もとてもすばらしいので、女性ファンの方にも観ていただきたいです」

――ちなみに野川さんが今回演じているリュンメイはヒロインなんですよね?

「ヒロインとは言われているんですけど……、全然そんな風じゃないです(笑)。ヒロインとは言いながらも、男性がたくさん出ている物語の中で、一応ヒロイン的なポジションというキャラクターなんです」

――オープニング「PARTY PLAY」を歌うことが決まったときの感想は?

「最初に歌わせていただけると聞いたときは本当に嬉しかったです! やっぱりアニメの声優をやっているとキャラクターソングなど、何らかの形で歌を歌わせていただけることはあったりするんですが、アニメの顔となるオープニングを歌わせていただけるのは、私の中でもやっぱりすごく嬉しいことですね。CMでも流れたり、予告でも流れたりと、色々なところで流れる、作品の顔となる歌になるので、ほんとに頑張ろうっていう思いが一番にありました」

――シングルのカップリングには、「PARTY PLAY」の韓国語バージョンが収録されています

「もう何がいいのか何が悪いのか分からなかったので、かなりいっぱいいっぱいになりながらのレコーディングでした。ただ、レコーディングの前に、韓国の若い女性のアーティストの方に韓国語バージョンの一つ一つの言葉の発音をみっちり叩きこまれたので、本番では、ニュアンスとかもっと突っ込んだ部分を指導していただいた感じですかね」

――これまで、日本語じゃない、英語などの歌は歌ったことがあるんですか?

「英語とかは苦手で、歌詞の一部であったりはするんですけど、全部外国語の歌は初めてでしたね。初めて日本語以外で歌った曲が今回の韓国語です。10年目で初めての体験をしたことで、まだまだ新しいことがあったんだっていう発見もありつつ、すごく生みの苦しみを味わった曲でもあります」

――じゃあ、評判のほうも気になりますね

「でも、やっぱり日本人が歌っているので、韓国の方はどうしても違うって感じると思うんです……。それでも、できれば韓国の方にも聴いてもらいたいなあと思います」

――ちなみに野川さんは声優デビューして今年で10年目なんですよね?

「そうなんです! シングルは5月27日に出るんですけど、私は5月19日に東京に出て来て、今年で10周年っていうすっごいメモリアルなタイミングなんです。そこで、またこうしたアニメにも関われて、しかもメインの役で、歌も歌えてっていう現在がある……。そんな10年後になったことがすごく嬉しいなって思っています」

――では、最後にファンの皆様へのメッセージをお願いします

「本当に皆様の暖かい応援があって、野川さくら、上京して10年目を迎える、そんな5月に新曲をリリースさせて頂くことになりました。『アラド戦記～スラップアップパーティー～』は、本当にすばらしい作品なので、ぜひ観ていただきたいです。そして、たくさん感想を聞かせてほしいです。あと、CD発売キャンペーンも全国9カ所で予定されています。キャンペーンでは私が10年間やってこられた感謝の気持ちを一人一人の方にお伝えしていけたらいいなと思っておりますので、元気な姿で会いに来ていただけると嬉しいです」

表題曲の「PARTY PLAY」は、昨年末に発売されたベストアルバム『野川さくらSUPER BEST～さくらのうた～』に収められている「星のキャンバス」に続いての志倉千代丸による作詞・作曲の楽曲。ロック調のスピード感の中に、心に響くメロディラインが印象的な1曲となっているので、ぜひともチェックしてみてほしい。

こちらはミュージッククリップを収録したDVDが同梱される初回限定盤のジャケットイメージ
収録曲 01. PARTY PLAY
02. PARTY PLAY (韓国語Ver.)
03. PARTY PLAY「Off Vocal」
04. PARTY PLAY「Off Vocal」(韓国語Ver.)
歌 野川さくら
発売予定日 2009年5月27日 品番 VGCD-50007 (初回限定盤)
VGCD-1033 (通常盤)
価格 1,890円 (初回限定盤)
1,260円 (通常盤)
発売元 5pb. 販売元 ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
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