プジョー・シトロエン・ジャポンは、プジョーのミディアムモデル、「308」シリーズにクーペとカブリオレの2つのモードを楽しめる4シーターモデル 「308CC」を追加し、6月1日より販売を開始する。価格は420万円から455万円。

プジョー 308CC

同車は、ルーフオープンシステムに2分割の電動メタルトップを採用。開閉は約20秒で終了する。カブリオレモードを自動検知して冷房能力高めるインテリジェント オートエアコンを搭載したほか、前席乗員の首周りに温風が吹き出す「ネックウォーマー」、風の巻き込みを防ぐ「ウインドディフレクター」、「シートヒーター」などを標準装備する。

ボディはフレーム下に7mm厚のダイアゴナルバーを追加したほか、フロアパネルの二重化、センターポストフレームやフロントピラーの強化、高張力鋼板ジョイントの採用などにより剛性を確保。合わせて横転時の安全を確保するオートマチックロールバー、セパレート式フロント サイドエアバッグなどの採用によって安全性能を確保した(ユーロNCAPで5つ星を獲得)。また、フロントガラスにラミネート吸音ガラスを採用し、トランクリッド、フロア、通気ダクトなどに吸音材を充填することで防音性も高めている。

エクステリアはフロントとボンネット以外は全て「CC」専用デザインとし、フロントには「GTi」と共通のスポーツタイプバンパーを採用した。インテリアでは専用にデザインされたヘッドレスト一体型スポーツシートを装備。前席には8ウェイの電動アジャスト機能や、後席への乗り降りを容易にするイージーアクセス機能を装備する。2種類のレザー仕様が用意され、それぞれブラック、ヴィンテージ、グレージュ/ラマの3色の内装色が設定される。ボディカラーは全8色。

日本仕様のエンジンは、1.6L(リッター)ターボチャージャー付きでトランスミッションは4速AT。ステアリング位置は右だが、受注生産により左ハンドルも選択できる。