九州旅客鉄道はこのほど、「ありがとうブルートレイン」と名付けたツアー企画を発表した。6月から夏休みまでに3タイプのツアーを実施するという。申し込みは往復ハガキで受け付け、希望者多数は抽選とのこと。6月開催の第1回は24年ぶりに24年ぶりに筑豊本線(折尾~原田間)をブルートレインが走行し、7月開催の第2回は肥薩線経由のブルートレインと九州新幹線を組み合わせたという。第3回はブルートレインの車中泊を企画中で後日発表予定。

現役時代の寝台特急あかつき(諫早駅・筆者撮影)

第1回は6月20日に門司港駅を出発し、筑豊本線経由で長崎へ1泊2日の旅。DE10形ディーゼル機関車がブルートレイン客車をけん引する。往路は「あかつき」、復路は「みずほ」のヘッドマークを装着するという。昼食は、2日とも食堂車のメニューをアレンジしたオリジナル弁当とし、車内では、写真展、クイズなどのイベントを実施する予定。記念乗車証がプレゼントされるとのこと。募集人員は130名。宿泊は長崎市内ホテルで、旅行代金はツインルーム利用時が大人25,700円・こども20,100円、シングルルーム利用時が、大人26,000円・こども20,500円。申し込み締め切りは5月20日。

第2回は7月11日の熊本駅発と12日の鹿児島中央駅発で両日とも日帰り。「はやぶさ」のヘッドマークを付けたDE10形ディーゼル機関車がブルートレイン客車をけん引する。往路は肥薩線経由のブルートレイン、復路は九州新幹線とリレーつばめに乗車する。昼食としてブルートレイン特製パッケージ付オリジナル弁当が付くとのこと。「人吉駅・矢岳駅・真幸駅・吉松駅で停車時間を設けます」(同社)。申し込み締め切りは5月29日。

第1回と第2回の申し込みについて詳しくはこちら。第3回は「夏休み期間中に夜行列車として運行し、ブルートレイン車内にお泊まりいただけるコースを企画中です。詳細は、後日お知らせします!」(同社)。