アウディ ジャパンは、A4の上位モデルにあたる「S4/S4 アバント(Avant)」を5月11日より発売する。また、A4シリーズに新モデルとして「A4/A4アバント 2.0 TFSI クワトロ(quattro)」を追加、3月25日より発売を開始した。価格は422万円から803万円。

アウディ A4 2.0TFSI クワトロ

S4/S4 アバントは、A4シリーズのフラッグシップモデル。S4専用にチューンが施されたスーパーチャージャー付きV型6気筒3.0L(リッター)直噴ガソリンエンジンを搭載し、最高出力245kW(333ps)、最大トルク440Nmを発揮する。従来型(2003年発売のS4)と比較して、トルクを30Nm(7%)向上しながら、燃費を18%改善(10・15モード、社内測定値)、CO2排出量を15%低減した(社内測定値)。

高出力エンジンの搭載に合わせて、パワートレインも強化。S4には同社初となるリヤスポーツディファレンシャルを装備。後輪左右の駆動力を路面状況に合わせてリアルタイムに最適化するシステムで、回頭性を高め、安定性にも寄与する。トランスミッションは最新の7速Sトロニックを採用。さらに各種設定をドライバーの好みに合わせて選択できる「アウディドライブセレクト」を標準装備する。

A4シリーズに追加されたA4/A4 アバント 2.0TFSI クワトロは、新たにラインアップの中核を担うモデル。4年連続で「エンジン・オブ・ザ・イヤー」に輝く2.0 TFSIエンジンは、従来型の2.0TFSIエンジンに対して11ps(従来比+5.5%)、70Nm(従来比+25%)上回る211ps、350Nm(1,500-4,200rpm)を発生。フルタイム4WDシステム「クワトロ」が組み合わせられる。また「7速 Sトロニック」の採用により、10・15モードで12.0km/L、CO2排出量193g/kmを達成している。

アウディ S4

アウディ S4 アバント