月桂冠は18日、高級日本酒をアルミカップに詰めた「プレミアム月桂冠 雄町(おまち)純米大吟醸」「プレミアム月桂冠 山田錦大吟醸」を発売する。手軽に飲め、日本酒を劣化させる紫外線を通さないアルミ缶は日本酒の品質保持に優れるという。容量は180mlで、価格はいずれも380円(税別)。

左から「プレミアム月桂冠 雄町純米大吟醸」、「プレミアム月桂冠 山田錦大吟醸」

「雄町純米大吟醸」は、濃醇甘口で落ち着いた香りとコクのあるふくよかな味わいで、日本酒度は-4.5とのこと。一方の「山田錦大吟醸」はやや淡麗辛口で果実のような華やかな香りとまろやかでキレのある味わいが特徴で、日本酒度は+4という。それぞれ、酒造好適米の「雄町」と「山田錦」を100%使用し、アルコール度は15度台とのことだ。

同社によると、高級クラスの日本酒は比較的大容量のびん詰め商品が主流となっていい、そのなかで飲みきりサイズの同商品は「週末などゆっくりできる時間に、少し贅沢に高級酒を味わってみたいという方におすすめ」。パッケージのデザインも、深みがある赤(雄町純米大吟醸)と青(山田錦純米大吟醸)をベースに金色で月桂冠のシンボルマークと「PREMIUM」の商品名を配し、高級感を演出したという。