車両基地に入る記念列車を運行 - 日暮里・舎人ライナー1周年企画を発表

東京都交通局はこのほど、日暮里・舎人ライナーの開業1周年記念企画を発表した。同路線は東京都荒川区の日暮里駅と、同足立区の見沼代親水公園駅を結ぶ新交通システムで、総延長は9.7kmで13の駅を結ぶという。開業日は2008年3月30日とのこと。

特別企画列車「1周年記念号」は3月29日に運行する。日暮里駅11:25発、舎人公園の地下にある車両基地で折り返し、舎人公園駅12:10着の予定。途中下車は不可で、車両基地では車内からの見学になるとのこと。募集人員は50組100名で、往復ハガキで応募する。希望者多数の場合は抽選になるという。応募方法など詳しくはこちら。

記念企画「日暮里・舎人ライナー財宝伝説～舎人公園で宝探しに挑戦～」は、舎人公園で開催される「春の花火と千本桜まつり」の中で開催される謎解き宝探しイベントとのこと。開催日は3月28日と29日。公園内交通局ブースで12:30～14:00、先着3000名まで受け付ける。参加費は無料。「宝の地図に書かれた暗号を解いて、舎人公園内に隠された宝箱を探してください。宝箱に書かれているキーワードを報告した方に、先着順で金のメダルまたは銀のメダルをプレゼントします」(同局)。また、参加者全員の中からゲーム機や旅行券などが当たる抽選会を開催するとのこと。

「1周年プレゼントキャンペーン」は、専用応募ハガキでクイズとアンケートに回答した人に抽選で「オリジナル純金製しおり」または「オリジナルうまい棒30本セット」がプレゼントされる。応募専用ハガキは3月1日から日暮里・舎人ライナー日暮里駅、荒川電車営業所、都営地下鉄各駅(ただし押上、目黒、白金台、白金　高輪、新宿線新宿を除く)で配布されるとのこと。

また、同局は3月28日から、1周年記念グッズ「日暮里・舎人ライナー くるっぴー」を販売する。ゼンマイ式で走行するおもちゃで、付属のケースやテーブルを走らせると、端まで来てくるっと方向転換し落下しない仕掛けという。価格は800円で10,000個の限定生産、売り切れ次第販売終了とのこと。販売場所は日暮里・舎人ライナー日暮里駅、都営地下鉄五反田、新橋、浅草橋、日比谷、水道橋、巣鴨、高島平、市ヶ谷、馬喰横山、本八幡、新宿西口、上野御徒町、門前仲町、大門（大江戸線）、都庁前、練馬の各駅、荒川電車営業所。3月28日と29日に開催される舎人公園イベントの交通局ブースでも販売するという。

このほか、3月28日～30日に「日暮里・舎人ライナー1日乗車券」が販売される。価格は大人400円、小児200円。販売場所は日暮里・舎人ライナー各駅の自動券売機とのこと。3月1日～31日は都バス及び都電に記念ラッピング車両を運行する。バスの運行路線は「新宿駅西口～都庁循環」、「池袋駅東口～王子駅前～西新井駅前」、「千住車庫前～西新井大師前～王子駅前」、「日暮里駅前～見沼代親水公園駅前」で各路線1台ずつ。都電荒川線は1台の予定。