1月18日から2月8日にかけて、全国4会場で「次世代ワールドホビーフェア'09 Winter」が行われた。1994年にスタートしたホビーイベント「次世代ワールドホビーフェア」は今回で29回目。例年夏と冬に開催されており、「コロコロコミック」「週刊少年サンデー」といった小学館の児童向け雑誌を機軸としつつ、最新ホビーが出揃う場としておなじみとなっている。

今回の4会場の総入場者数は266,400人。動員目標の250,000人を堅調に上回った。各会場の内訳は、1月18日に京セラドーム大阪で行われた大阪大会が49,200人(動員目標45,000人)、1月24日と25日に幕張メッセで行われた東京大会が120,200人(動員目標120,000人)、2月1日にナゴヤドームで行われた名古屋大会が60,800人(動員目標55,000人)、福岡Yahoo!JAPANドームで行われた福岡大会が36,200人(動員目標30,000人)となっており、特に東京以外の3会場で動員目標を大きく上回っている。

本記事では1月24日と25日に千葉市・幕張メッセで行われた東京大会の模様を紹介していく。

幕張メッセで行われた東京大会の模様。例年厳しい寒さの中で行われる冬大会だが、会場はご覧の熱気

休憩所もかなりの混雑。親子連れを中心にかなりの人口密度だが、大きな事故などもなく無事に終了した

任天堂

任天堂ブースは、ソフトよりも新ハードのニンテンドーDSiを中心にした構成。ゆったりしたスペースで親子が体験できるコーナーが設けられた

ニンテンドーDSiのカメラ機能を活かして、マリオと記念撮影。イベントならではのサービスということで、体験できた人はかなりラッキー!

発売中のWiiソフト体験コーナーも、負けず劣らずの盛況。『街へいこうよ どうぶつの森』は昨年の発売にも関わらず、2時間近い待ち時間に

バンダイナムコゲームス

体感ゲームと言えば、やはりWii。人気シリーズの新作『太鼓の達人Wii』(発売中)が登場。リモコンではなく専用のバチと太鼓でプレイ

Wiiの定番、ダンスゲーム。こちらは女の子の憧れ、チアに挑戦できる『WE CHEER(ウィーチア)』(3月発売予定)。ダイエットに最適なエクササイズモードも搭載

いまの子どもたちより昔の子どもたちにおなじみ? 15年ぶりの登場となる『ひらめきアクション ちびっこワギャンの大きな冒険』(発売中)

こちらが本家ワギャン。1987年にゲームセンターなどに出没した、いまでは貴重な卓上怪獣。今回は久々の登場とあって、檻のなかで緊張中?

バンダイ

次世代ワールドホビーフェア開催中から放送がスタートした『仮面ライダーディケイド』。特設ブースにもディケイドが登場

『仮面ライダーディケイド』とも連動した『仮面ライダーバトル ガンバライド』(稼動中)。2月12日からは第2弾がスタートしている

食玩「ムゲンバイン」シリーズに『炎龍輝バインズ』(2月発売予定)が登場。こちらはムゲン闘神獣との12体合体を行った、大迫力のムゲンエンオウ

粉を水に溶いて化石に肉を練成。分解粉でまた溶かすことができる「化石練成ゼルゲノム」。こちらは「ベーシックセットNo.01 古代竜の復活」(発売中)

テレビゲームともカードゲームとも違う楽しさがある「化石練成ゼルゲノム」。実際に試して初めておもしろさを体感できるホビーだけに、会場では実験好きの子どもたちに大人気

「たまごっち」シリーズもまだまだ人気。ブースでは内田洋行の「Photiva!」を活用したカメラで、子どもたちがたまごっちキャラに変身