親友を見つける、と言っても激しく上から目線での選考だ

パリス・ヒルトンがWeb上で親友候補を広く募集している。最低条件は21歳以上30歳未満の「超ホットな悪女」、もしくは「死ぬほど野性的なイケメン」だとか。

これは「My New BFF」というリアリティ・ショーの企画で、「BFF」とは「Best Friend Forever(永遠の親友)」の意。パリスの真の親友を探し出すべく、世界中から男女問わず候補者を募り、彼らは自らをパリスの横を歩くに相応しい人間だと証明するためにさまざまな課題をクリアしなくてはならない。

第1シーズンでは候補者は「DollHouse」と呼ばれる家の中で共同生活を送りながら、「パーティーに行くから、私と釣り合うようにドレスアップしなさい」と命令されたり、「パパラッチにいつ撮られてもいいように」とジェットコースターに乗った状態で写真を撮られ、その写りをチェックされたりと手強い試練に立ち向かう。そして毎回、パリスのお気に召さなかった一人が脱落して行き、最後まで残れば晴れてパリスのBFFに認定されるのだ。

米国では昨年末第1シーズンがファイナルを迎え、今回は第2シーズンの募集となる。応募フォームには住所、氏名、年齢などの基本的な項目は言うまでもなく、長所と短所、リーダーシップがあるかどうか、今までにやった最もワルいこと、もしセレブになった時にバラされていちばん困ることなど、膨大な質問事項が並んでいる。これに全て記入し、さらにプロモーションビデオを撮って送らなければならない。

我こそはという猛者は応募してみてはいかがだろうか。