山形県米沢市では現在、NHK大河ドラマ「天地人」の放映に関連したイベントが続々開催されている。以前紹介した特別企画「米沢 愛と義のまち天地人博2009」のほか、地元商店街のおもてなしサービスや東光の酒蔵にて「直江兼続公の史跡めぐり展」が開催されるなど興味深い企画が目白押しとなっている。

「米沢 愛と義のまち天地人博2009」ロゴ

「大河ドラマ天地人主人公直江兼続公の史跡めぐり」が開かれる小島総本店

24日から開かれる「天地人博2009」では、大河ドラマ「天地人」とドラマの主人公である直江兼続の世界を紹介。また、米沢市にある4つの蔵元の1つ「小島総本店」では「大河ドラマ天地人主人公直江兼続公の史跡めぐり」の展示を21日より開始する。直江公の足跡を尋ねて越後・会津・米沢・山形方面にて取材を行い、各地の史跡写真・約150枚に解説文を付けてわかりやすく展示するという。中でも直江が生きた当時、庄内との軍隊の行き来のために整備した朝日軍道の山の写真と立体地図を対比する写真は初公開となるという。

2月14日・15日に上杉神社境内などで開かれる「第32回 上杉雪灯篭まつり」では、昨年に引き続き、雪の上に「愛」の火文字を点火するイベントを検討しているという。こちらは雪の量などにより変更する場合があるとのこと。このほか、米沢市商店街連盟では観光客に道案内やトイレを貸す「おもてなしサービス」を開始している。